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はじめての気持ちを大切にしたい

大人になるにつれて、はじめてのことが少なくなって、感動が薄れてるなと思うことがある。

子どもたちを見ていると、葉っぱやお花、それについてる水滴や、鳥や虫たちにも、目をキラキラさせて、思い切りそれを感じて、楽しんでいる。

はじめてがいっぱいって素晴らしい。

大人になるにつれて、色々経験するうちに、新鮮味が薄れてきて。自分を守るためかもしれないけど、色んなフィルターもかけてきたなって思うことがある。

まっさらな心で感じること。子どもたちから教えてもらう。

我が子に対する気持ちも、そんな心で味わいたい。

今は、子どもがいることが当たり前になっているけど、お腹に命が宿ったときのことを思い出すと、子どもたちがいてくれることに本当に感謝の気持ちが湧いてくる。

私は4人の子どもたち全員を不妊治療で授かった。
今の医療がなければ、子どもたちに会えなかったかもしれない。
お母さんになっていなかったかもしれない。

お腹の中でも、生まれてくるときも、数々の奇跡を経て、この世に自分の子として生まれて来てくれた。
ときどきイラっとくる主人だけど、彼と出会ったから、この子たちが生まれて来てくれた。

子育てしてると色々ある。楽しいことばかりじゃない。かわいい子どもたちなはずなのに、時にそう感じられないことだって私にはあった。闇の中にいるような気持になったことも。

自然と感謝の気持ちが湧いてくると、あたたかい気持ちに包まれて、「きっと大丈夫」って思えるような気がしてる。

もしも子育てに苦しさを感じているお母さんがいたら、あの、はじめての気持ちを思い出してほしい。




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