ザルツブルググローバルセミナー0日目(移動)
ザルツブルググローバルセミナーへ参加するため、6月7日夜に羽田空港へ、8日の0時を超えたところで日本を出発しました。搭乗時間まで飛行場でなんとか仕事を終えて、飛び乗り飛行機ではドバイまでの移動はかなり熟睡でした。ドバイまで10時間、乗り換え3時間、ザルツブルグまで6時間、と19時間の移動でした。
まず中継地点のドバイへ
同じ会議には30名日本から参加するので、何人か同じ便にのっていました。一人の人は、1か月に3か国くらい海外出張をしていて、オーストリアから帰ったら数日後はインドだ・・・と話してました。(大変だ・・・)パキスタン生まれ日本育ちのイスラム教徒の方もいらして、その方と一緒にドバイの空港を歩いていたから気づけたのですが、ドバイの空港にある飲食店はすべてハラル対応でした。
というより、ハラル対応の食材しかドバイでは手に入らないだろうとのこと。日本では、料理の中に使われる「みりん」や隠し味としての「日本酒」などでもNGのためなかなか日本食も食べられないのだとか。お菓子にかかっている洋酒もNG、ゼラチンも動物性もNG。日本では食べられるもの、外食できる場所が本当に少ないから大変・・・という話を聞きました。特に子どものころ(小さいころから日本にいるので)はかなり辛かったとのこと。ドバイで「全部ハラル対応だから、全部食べられる!!!!」と出発時間が迫っている中でも、その一店舗に駆け込みました。
なんとかこのチャンスを逃さないようにと口にしている様子を見て、そういう方々が今もたくさん日本にいるんだろうなーと思いました。
それにしてもドバイは空港内も煌びやか。アフリカ、ヨーロッパ、アジア、アメリカ大陸、世界中の人がここの中継地点を通って世界中にとびたっていました。日本は遠いところにあるんだなと、そんな感覚になりました。
ザルツブルグへ
ドバイからザルツブルグまでの6時間。
明日から始まるプログラム開始時間に間に合わせるためには、前泊をしないといけなくて、安い宿はないか探した結果、修道院の宿を見つけ(日本のビジネスホテルと同様価格)そこに泊まりました。
そこが思ったいた以上の美しさ。
中庭に入ると、本当に修道院で、修道士たちが住んでいたであろう部屋に一泊。というより、オーストリア時間朝1時半から1つオンライン会議(×日本)があり寝たような寝てないような感じですが、、、そしてそのまま今、朝を迎えようとしています。
オーストリアは夜の8時を過ぎても明るいため、街まで少し散策。夕方から教会の一室でコンサートをやるという話を聞いて、そのままその場でチケットを買うと、地元の学生さんかな?というバイオリニストとピアニストが45分演奏をしてくれました。演目はすべてモーツァルトのバイオリンソナタ。
ドーム型の石壁に反射して音楽がふわーっとふくらんで空間めいっぱい埋め尽くされている感じでした。バイオリニストはとっても上手でバイオリンがお話ししているようでした。チェンバロとバイオリンでバイオリンソナタをはじめて生で聞いて、モーツァルトはこういうイメージでピアノパートを考えていたのか・・・と思いました。
聞いている人たちも音楽が好きすぎてたまらないという人たちで、一緒ににこにこ身体を動かしながら、没頭していました。街中歩いていて気軽にふらっとこういうのが聞けるのはさすがモーツァルトの街ですね。
ということで、0日目は移動とわずかな観光で終わりましたが、今日(今は会議の後眠れずそのまま朝5時40分)からは早速1日目、会場に移動します。