高校留学 NO2
孫娘がアメリカの私立高校に1年間の留学をどのような段階を踏んで実現したかをお伝えします。高校で留学を考えている方に少しでも参考になればと思います。
彼女はどうしても2年生の2学期には留学をしたいということで、友人に紹介していただいた「文際交流協会」での話を聞き留学を決めました。
きっと親御さんにとっては心配事はいろいろあろうかと思いますが、こちらを参考にしていただければきっと不安はなくなるものと思います。
🇺🇸アメリカ留学の特色
アメリカはあらゆる意味での世界のリーダー。常にエネルギッシュに、あらゆる可能性を追求しようとする国です。
「Melting Pot(人種のるつぼ)」と呼ばれるほど、いろいろな民族で構成され「世界の文化の宝庫」でもあります。
交換留学生制度の発祥の国でもあるそうです。
活動的で、スポーツ、音楽や演劇等、授業以外のアクティビティも盛んな国。
🇺🇸アメリカ留学・受入団体
Foreign Links Around the Globe (FLAG)
FLAGは1989年に、交換留学生としてブラジルより渡米した元留学生とそのホストマザーによって設立された非営利団体です。ミシガン州リッチモンドにその本部があるそうです。「少人数制」を特色として、毎年約100名の留学生を受け入れている。
🇺🇸アメリカ事前研修(InterLinks Program)
InterLinksは高校・交換留学プログラム開始前の留学生のために準備されたプログラムです。滞在地域はオハイオ州クリーブランド。期間中、参加者は私立高校アンドリュース・オズボーン・アカデミーに滞在し、平日はキャンパス内で他国の留学生と共に学ぶ英語研修、サマースクールに通っているアメリカ人高校生との交流、キャンパス内または地域の公共施設などを利用してのスポーツなどのアクティビティを行う。
週末はナイアガラの滝観光やショッピングなど盛り沢山です。
(孫娘からこの時の写真が送られてきました)
🇺🇸アメリカの家庭生活
ホストファミリーの経済力、人種、職業、価値観(宗教など)。、家族の形態(シングルファミリーなど)は様々。どのファミリーも無償で留学生の受け入れを自ら申し出、ホストファミリーとしてふさわしいかどうかの審査を通った人たちです。
🇺🇸アメリカの高校生活
●教育システム
アメリカのシステムやカリキュラムは州や地域によって異なります。
●教科
英語、数学、アメリカ史等の科目に加え、ジャーナリズムやスピーチ、アメリカ政治、栄養学( Food Science)、家族論(Family Life)などユニークな科目もたくさんあります。
●時間割
一般的に月〜金まで毎日または1日ごとに同じ科目を繰り返し履修する。
いわゆるホームルームはなく、5分程度の休み時間に教室に移動し、科目ごとに異なるメンバーで勉強する。(彼女はこれがすごく良かったと言っていました)。
●授業形式
討論などを中心としたクラスが一般的。生徒が積極的に授業に参加します。
(これも最高に勉強になったと言っています)。
これまでのまとめ
🇺🇸応募から帰国まで
時期 To Do Memo 詳細
出発1年前〜5ヶ月前 資料請求
月1〜2回 説明会
〜3月上旬 選考試験 英語筆記試験/面接
選考試験より2週間内 国内選考合否発表
留学手続き開始
海外団体願書作成
予防接種
健康診断
〜4月下旬 海外受入団体正式受入発表
5月連休(3泊4日) 国内オリエンテーション合宿 留学の心構え。
留学準備。
安全対策
(全員参加が義務付けられています)
オリエンテーション最終日には保護者会
〜6月上旬 パスポート取得(この時すでに彼女は持っていた)
7月上旬〜8月下旬 ホストファミリー/受入高校決定
7月下旬 英語研修(任意)
7月下旬〜8月下旬 出発
10月・1月・4月 留学レポート提出 保護者会
6月 帰国
(原則として全員同じ便で帰国予定)
彼女の出発する地域の便は悪天候により一人で帰国
この留学期間に必ず高校の成績表が保護者会の時に渡される。
成績が芳しくない子は日本に帰国させられるという厳しいもの。
それゆえ彼女は頑張りました。
いかがですか?次回は留学に必要な総費用をお知らせします。
結構かかりました。
この留学サポートは文際交流協会です。
こちらにその団体のURLを貼り付けておきます。
ぜひ参考にしてください。
ビザ申請準備
これからも皆さんに楽しんでいただける記事をアップしていけたらと思っています。家庭での日々の出来事、気づきなどはもちろんですが自分が体験した手術に関することも追々アップしていきます。参考になれば嬉しいです。