いちじく

イチジクの実が色づいてきました。8月が終わろうとしています。
プチプチとしたいちじく特有の食感は花の部分で、この部分がおいしくて大好きな果物の一つです。
いちじくの品種はとても多く、旬の時期は品種によってさまざまで6〜11月まで味わうことができます。冬を越して成長し翌夏に熟す「夏果」と、春に実をつけて秋に熟す「秋果」があるため、旬が年に2回あります。
夏のいちじくの旬は、6月下旬～8月上旬。晩秋に幼花を付けて、翌夏に実り熟します。夏のいちじくは、果実が大きな品種が多く、さっぱりとした甘味が特徴。冬を越してじっくり時間をかけて育つため、味わいは格別ですが収穫期に雨や台風が多いため、流通量が少ないです。
秋のいちじくは、8月下旬～10月中旬ごろに旬を迎えます。春から伸びる新梢に実を付けて、枝の下部から順番に熟していきます。秋のいちじくは、夏果に比べると小ぶりの品種が多く、濃厚な甘味が特徴です。
市内でイチジクの木を見ることが意外と多くあって、街で少しずつ色づいて秋の景色を作っていっています。今日もいい一日を。8/28