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六道珍皇寺

六道珍皇寺は、京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の寺院。山号は大椿山。本尊は薬師如来。8月7日 - 10日の「六道詣り」、小野篁が冥界に通ったと伝わる井戸で知られ、通称「六道さん」と呼ばれています。この付近が「六道の辻」であるとされ、地元の私たちにはお盆にご先祖様をお迎えに鐘つきに行く場所として、生活に密接な結びつきのあるお寺です。

26日までの特別展があったので、ぎりぎり行ってきました。遅れてアップになりました。

お寺に入ると小野篁の像と閻魔様の像がありお参りしました。とても迫力のある像ばかり、地獄って本当にあるんだろうなあと思ってしまいます。

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お盆の時にこの鐘をついてご先祖様をお迎えするところです。毎年この鐘の前に沢山の人が並びます。今年は並んで突くことが出来ないそうです。

このお寺は地獄と続く井戸があることで有名で、今回の特別展で閻魔様や地獄絵を沢山見ました。見た人が地獄の世界を信じ悪いことをしないようになるだろうなと思う怖い絵ばかりです。建物のお庭には水琴窟が作ってあり、とても綺麗な音色が聞けました。

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建物の中には鬼門を避ける猿もちゃんと置いてありました。こんなところに、見上げないとわからない場所です。比叡山の方角が鬼門で、その方向をしっかりにらんでいました。

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ここを越えると地獄に通じる井戸があり、近年見つかった地獄から戻るための井戸まで見ることが出来ました。

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冥土行きの井戸はこの左の井戸ですが、覗いてみると奥の深い感じで、草なども生えていてよく見えなかったです。でも続いているような雰囲気でちょっと怖かったです。そこを過ぎて奥へ行くと戻る井戸が、

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井戸には銅銭の価値で輪廻転生と書いてあるふたがしてありました。

昔は見れなかった場所なので、井戸が見れるなんて有難い事です。

おみくじはやっぱり閻魔様の形のが置いてありました。閻魔様にちなんだものが多く置いてありました。

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今まで知らなかったのですが、この場所のすぐ近くにあったということで、境内の中に日新電機の石碑が近年作られていました。

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近くても知らないことが多いなあと思ってしまいました。

今年は静かなお盆を迎えることになりそうです。六道についての文章など読んでいて、悪いことをしたらいけないとこういうことで教わって来たかもと、感慨深い時間でした。7/28

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