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六角堂

六角堂は聖徳太子創建の寺として有名です。淡路島に漂着した如意輪観音像を念持仏としていた聖徳太子が、四天王寺建立の材木を求めて京都盆地を訪れた時、池で身を清めるのに念持仏を木に掛けたところ動かなくなり、この地にとどまって人々を救いたいと太子に告げたため、六角形の御堂を建てて安置したといわれています。聖徳太子を深く尊敬していた親鸞上人が参籠したことでも有名で、道内に親鸞聖人の像もあります。
また生け花発祥の地として有名です。
六角堂の北側に、聖徳太子が身を清めたと伝えられる池の跡があります。
この池のほとりに、小野妹子を始祖とする僧侶の住坊があり、「池坊」と呼ばれるようになりました。代々六角堂の住職を務める池坊は、仏前に花を供える中でさまざまな工夫を加え、室町時代の「いけばな」成立に至ります。
正式な寺号は頂法寺で、日本を代表する祭礼の一つ祇園祭の山鉾巡行の順番を決めるくじ取り式は、江戸時代末まで六角堂でおこなわれていたことから、六角堂は京都の中心と認識されるようになりました。

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御朱印帳を今でも書き置きだけでなく手書きでいただけるのでありがたいです。また西国三十三か所の十八番ということで、沢山の方が訪れています。
へそ石と言われる六角形の石があり、その中央のへそのようなくぼみが京都の中心だともいわれています。とても雰囲気のある場所です。
ぜひ一度訪ねてくださいね。今日もいい一日を。5/13


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