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鰯雲

秋になると高い空に小さな固まりがたくさん集まったように見える雲。
いわし雲や鯖雲やうろこ雲と呼んで、とっても身近に感じる雲です。
 この雲は低気圧の前面に現れることが多く、半日くらい過ぎると雨が降ると言われています。 いわし雲は秋以外にも見られますが、秋の移動性高気圧の後ろ側によく見られることから秋の季語になっています。
「いわしの大群みたい感じるのか」「鯖(さば)の背模様に見えるのか」
「さかなの鱗(うろこ)に見えるのか」
この雲を見た翌日から天気は崩れることもあり、昔から漁師の方はいわし雲を大漁の兆しとしています。天気の良い凪(なぎ)状態より、多少天候が崩れて方が魚が取れやすい(大漁)からです。
天気の崩れを事前に教えてくれると覚えておくと、色々と役に立ちそうです。すっかり空も高く秋の空です。今日もいい一日を。10/14

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