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乾物屋さん

大きなスーパーマーケットの多い地区の人にとっては、乾物屋さんって何売ってるの?って多分思うのだろうなあと思いつつ、この辺りには何軒も乾物屋さんが残っていて、いいなあと時々覗いたりしています。

出汁用の昆布や鰹節、マメなど乾燥した物?、お料理に使うのに必要なものを売っているのですが、これも料理屋があるこの場所だからかもと思ったりします。昔から当たり前に鰹節を一本で買えたりしたので、子供のころのかつおぶしはカンナみたいな刃がついた削り箱で削って食べていました。今から思うと特別ぜいたくだなあって思います。とはいえ昔は今ほど物が流通していなかったので、魚も干物ばかりでした。随分生活も変わったものです。

昨日片栗粉を買うのに乾物屋さんを覗いたら、おばあさんが店先で山椒の実をほぐしていました。実を枝から少しずつ外しながら、何しましょって感じで出て来られて、こういう買い物の雰囲気が好きで(スーパーマーケットがこの辺りに中々ないこともあるけれど)会話をしながら買い物をしてました。また買いに来ますねっておばあさんに言っていたのですが、話してるうちにまたここに買いに来ようって思うお店がこの辺りに何軒かあります。

買い物の醍醐味って感じで、お店の顔が見えていい感じです。6/3

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