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六道参り

昨日六道参りの最終日だったので、六道珍皇寺にお参りに行きました。
京都では古来より特に初盆のみ魂は生家へのお帰りに道に迷われないよう、必ず冥界との境とされる「六道の辻」にあたる六道珍皇寺にお迎えに詣でられる習わしがあります。さらには、今年が一周忌(小祥忌)若しくは三回忌(大祥忌)の年は、亡き人のみ魂が成仏されるまでの大切な節目で、お盆は追善菩提のため特に心を用いてお迎えに詣でられる習わしとなっています。
そして、人の死後遺族が7日7日ごとに法事を営み大切とされる、一周忌と、三回忌の追善供養を行うとともに、報恩のまごころをもってのお盆供養を懇ろに行えば、故人もその功徳によって悪趣(苦しみの世界)を離れて人天に生まれ、勝れた楽(安楽)を受けられるとともに、遺族も同様の功徳と勝楽を受けることができると説かれています。

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このようにお盆の六道珍皇寺のお参りはとても大切にされてきました。
昨年はかなわなかったのですが、今年はお詣りできるとなり多くの人々が鐘をつきに来られていました。ご先祖様をお迎えに行けない昨年は本当につらく思った方が多かったと思います。今日もいい一日を。8/11

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