【🇹🇭#6】ゾウの宿での楽しみかた
本記事は家族で行ったタイ旅行記事の続編となっています。
最初の記事はこちらよりお読みいただけます。
I'm an Asian
日の出とともに2日目の朝は始まった。19時ごろに就寝してから一度トイレで起きたくらいで、なかなか快適に夜を過ごせた。
朝ごはんまで時間があるので、外に出てみる。
ロッジの出入り口にワンコが寝そべっていた。おそらく彼の寝床なのであろう。
しばらくして、スタッフが朝ごはんを持ってきてくれた。
朝ごはんはロッジで食べる。
妹家族と2つのロッジを利用していたので、私と母が宿泊していたロッジでみんなで朝ごはんを食べることにした。
朝ごはん中はゾウさんたちがお散歩しているのを眺めることができる。
なんて優雅であろうか。
これも本来であれば映えシチュエーションであろうが、我が家の写真は映えとはほど遠い。まるで、現地民の朝食風景だ。葉っぱのお皿と姪が現地民感を引き立てる。
朝食はライスかパンかを選べ、ライスの場合はおかゆ、パンの場合は蒸しパンのようなパンケーキが出てきた。
どれも非常に美味しく、やはり同じアジアなだけあり見た目の味と実際の味が想像通りだ。
この旅行の1週間前にアメリカから帰国していたのもあり、アジアの味付けが心に沁みわたった。
生産性重視のゾウたち
朝ごはんを食べ終わったあとはゾウたちが、おやつを求めて各ロッジをまわる。
スタッフたちが大きなザルいっぱいのバナナをロッジへ運びにくる。これがゾウたちのおやつだ。
ゾウがロッジに滞在する時間はバナナがなくなるまで。時間をかけておやつをあげれば、ゾウも長く滞在してくれる。
しかし、それは容易ではない。
ゾウたちにも全てのロッジをまわり、バナナを食べるというミッションがある。早いとこ私たちのバナナを平らげ、次のロッジに移動したい。
そんなゾウたちと、映え写真を撮りたい私たちの小さな戦いであった。しかしやはりゾウたちは手強い。生産性重視のゾウたちはバナナを焦らしすぎると、次のロッジへ行こうとしやる気を損ねるのだ。
この旅の一番の映え写真が撮影できるであろうと、イカつい機材を準備していたフォトグラファーの妹の手にかかっても、ここではスキルを活かせず。理想と現実はほど遠いのであった。
現地民の知恵。
ゾウの宿での2日目はノースケジュール。
特に予定は立てていなかった。ゾウのおやつタイムも終了したので、ロッジのまわりを散策したり、川で遊んだり、虫好きの甥はパパと虫取りに行ったり、午前中は各々自由に過ごすことにした。
私は午前中少し歩いて、お昼寝。
早めの夕飯をとる予定だったことと、朝ごはんのパンケーキが少々余っていたので、お昼ご飯はとらなかった。
お昼にさしかかり日差しが出てきてので、昼過ぎはみんなで川浴びにいくことにした。この川が最高に冷たい。地元のカレン族の子供達も川で洋服を着たまま川浴びを楽しんでいた。
後に気づいたが、地元の子供達が服を着たまま川浴びするのは、エアコンがない部屋、カラッとしたチェンマイの気候で日中クールダウンするには最適だった。
濡れた服が乾くまでには時間がかかる。日本であれば風邪を引くから早く着替えたいところであるが、ここでは冷たい川の水を吸った服をまとって歩くと、心地が良い。
塩水でもないのでベタベタしたりもしない。
この川浴びて得た知識?笑 を、この後に続くクラビでも生かしていくのであった。
結局、記憶より記録
川浴びを終えてシャワーを浴び夕飯までまた各自過ごす事にした。
私と母はロッジの周辺に広がる大自然を少し散策することに。
川沿いを歩いて行くと、民家らしき建物があったり、私たちの朝ごはんが作られているであろう調理場的な建物があるすぐ側でゾウたちが、葉っぱを食べたり自由に過ごしている。
奥の方まで歩くと前は畑であったであろう場所にきた。道なき道を歩き、道中ではゾウに出くわしたり、犬や牛もたくさん見かけた。
日本ではあまりみかけない植物もあったりと、異国での散歩はやはり楽しい。
新しい土地ではGoogle mapや地図をは必需品だが、それらを頼りにせず自分の感覚だけを信じて冒険するのも、たまにはいいのかもしれない。
写真や動画では残せない、匂いや雰囲気、体で感じた感覚はどうやったら残せるものか。
里芋を引き抜こうとする母の横で、その里芋引き抜いたとこで、どーすんだと呆れていた感情を思い出した。笑
結局、この里芋は全く引き抜けず。
写真はその時の感情や雰囲気を思い出させてくれる。これはただ写真を見ただけの人にはわからない。そこにいた人だけの特権だ。
旅の間に私はiPhoneでたくさんの写真を残すのは、帰国後に旅の余韻に浸りたいからなのかもしれない。
猫カフェ?
夕飯の時間になり、というか昼抜きの私たちは16時ごろで限界が来たので勝手に夕飯の時間ということにした。笑
昨夜のように19時就寝であれば最適な夕飯時間であろう。
特に夕飯の時間などは決まっていないので、好きな時間に行きレストランでご飯を食べる。レストランのご飯代金はチェックアウト時に上乗せして請求される。
レストランのご飯代金もバカみたいな観光代金ではない。それもここの宿を推せる理由の一つだ。
昨日のように各々好きなものを食べ終え、トゥクトゥクで私たちの宿へ戻る。16時ごろに夕飯をとった為、まだ少し明るい。
トゥクトゥク乗り場から宿までの道中にあった建物が昨日から気になっていた。
なぜかというと、その建物周辺に子猫がたくさんいたのだ。どうやらその建物の住民が餌付けをしているのか飼っているのかだろう。
とにかく動物好きの我が家はその猫カフェらしき建物が気になっていた。
私たちは猫たちに釣られて、その建物内を覗いてみることにした。
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