赤ちゃんのようには学べない
皆さんこんにちは!英会話講師のYumiデス!
(ちなみに同じ内容をスタンドエフエムで喋ってます。読むより聴く方が得意な方は是非聴いてみてください!
https://stand.fm/episodes/5fa7a7c5bfd831359c391879
突然ですが、皆さんはどのようにして日本語を習得されましたか??
赤ちゃんの時から時間をかけて、「まんま!(ごはん)」「ぶーぶー(車)」「にゃんにゃん(猫)」
のような赤ちゃん言葉を経て、どんどん赤ちゃんから子供らしい言葉遣いに、そして大人らしい言葉遣いに代わってきたと思います。
さて、ここからが本題で・・・
赤ちゃんが言語を学ぶように…?
よく耳にするのが、赤ちゃんが言葉を学ぶように英語を学びましょう。という宣伝文句です。
確かに、英語圏の赤ちゃんが英語を習得するプロセスを真似すれば、簡単に習得できる気もしてきます。
しかし!!
大人と子供は脳のつくりも考え方も全く異なります。
前述したとおり、赤ちゃんは「まんま!」「ぶーぶ!」といっても理解してくれる保護者の方、いやいや期を迎えた小さな子供が乱暴な言葉を使うと、叱ってくれる幼稚園や小学校の先生がいますよね。
大人が↑をやったらどうでしょう?
赤ちゃんは、生まれてからずーーーーーーーーーーっと膨大な量の言語に触れています。
365日24時間ずーーーーっとを何度も繰り返し、母語になるのです。
それを第二言語として習得するために、どうしたらいいのか?
文法は近道
それは、赤ちゃんが貯めた膨大な言語知識を、先人が残した「文法」という近道を使って
ショートカットすることです!
よく、文法はあとから!とにかく言語のシャワーを浴びよう!とおっしゃっている人を見ますが、実際は逆。
なぜ文法を学ぶか??大量の例文を覚えるよりも法則を学んじゃったほうが早いからです。
アイヌ語の例
アイヌ語研究家の金田一先生は、未知のアイヌ語の辞書を作るために、子供たちにあるものを見せました。
地面に適当な落書きを書いて見せたのです。
そうすると子供たちは「これはなに?」とアイヌ語で聞きました。
金田一先生はその「これは何?」という言い方をまねて、草や山などを指し、子供に聞き返しました。すると、あれは~だよ。と教えてくれるのです。
そこから文法の法則などを研究していったそうです。
・・・・脱線してしまいましたが笑
赤ちゃんにはない認知能力や言語知識、そして世界に関する知識などを最大限に活用して、大人ならではの(?)勉強法で学んでいきましょう〜
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