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冨樫由美子
2020年12月1日 07:33
ひとりぶんドリップしたる珈琲のアロマたしかにこれの世のもの嗅覚に味覚に異状ありやなしや朝な夕なにたしかめてゐる簡明なことばは旨しコーヒーとトーストのみの朝餉のやうに樟の木の北限はどこなのだらうweb上にあるさまざまの説図書館に天文学の入門書予約してもうすこし生きようしみじみとくるみゆべしを食みながら夏を終はらす雨を聴きをり(会員1 冨樫由美子) #短歌 #短歌人