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小判とおさつ
9月11日の昼過ぎに、めったに連絡を取らないママ友からLINEが来た。
『遊びに行ってた息子が子猫を拾ったけど、私と娘が重度の猫アレルギーだから近寄れない!どうしたらいい?』
って内容だった。
家に連れて帰れなくて困ってる息子さんに近所のどうぶつ病院に子猫を連れて来てもらって、息子さんは安心してまた遊びに行った。
体重は118g。ノミダニも居なさそうだし、怪我もしてないし排泄も問題なし。先生が与えるミルクも飲んで元気に鳴いてる。
最初の方は、ミルクの缶に書いてあるより濃いめのミルクを与えるように言われて帰宅。
一時的に保護して飼い主を見つけるor我が家で飼うの選択肢は家族全員一致で我が家で飼うになった。
名前は秋に出会った事と、子猫をガン見してる3年前に保護猫カフェから譲ってもらった先住オス猫の名前が小判だから芋と札の意味を込めて『おさつ』に決定した。
子猫を攻撃する気は無さそうで、とりあえずホッとした。
おさつは生後1週間くらい。
まだ目も開いて無いし歩けないしミルク飲むのも下手くそ。
警戒心バリバリでちょっと触っただけで全力で鳴き叫んで抵抗してるけど118gの体では無駄な抵抗としか言えないし可愛いとしか言えない。抵抗してても結局は美味しそうにミルクを飲んでお腹いっぱいになったら数分でコテっと寝るおさつ。
3〜4時間おきのミルクとティッシュで刺激してオシッコとウンチを出してあげる生活が始まった。
どうなる、おさつ。
どうする、小判。
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