「終わった...」と思った瞬間に道は開ける
と絶望した時にこそ、道が開かれる。
そんな経験を私は何度かしています。
よく覚えているのは、浪人して大学受験をした時のこと。
第1志望、第2志望、第3志望の大学試験で全て不合格になり、模試でA判定をもらっていた大学さえも落ちてしまいました。
「また浪人生活しないといけないの…?」
と、ただでさえあの1年間の浪人生活は苦しくて仕方がなかったのに、またあの生活を続けなくてはいけないかもしれないという状況に、目の前が真っ暗になった様に感じていたことを覚えています。
そんな時、両親から
「まだ受験できる大学を受けてみたらどう?」
と提案を受けました。
正直、もう気力もない状況だったので今まで選択肢に入ってすらいなかった大学の試験を受けることに対して最初はどうしようか悩みました。
でも、もし可能性があるのなら…
と、その希望に縋りたくなって受けることに決めたのです。
そしてその試験日当日、会場に向かって歩いている瞬間にふと
という直感が降りてきました。
試験始まる前だったのに不思議な感覚でしたが、問題を解いている最中もこれは確実に合っていると確信できるような設問がいくつかあったのでもしかしたら受かっているかもしれない、という希望が大きくなりました。
そして合格発表日当日、携帯で確認すると「合格」の文字が。
あの時の喜び、一気に未来が開けたように明るい気持ちになった感覚は今でも忘れません。
と思ったとしても、ちゃんと希望はあるんだと思えたことは私にとって大きな経験です。
そして先月も、浪人の時の様に
と思った時がありました。
不安や焦りが自分の心の中でどんどん大きくなってしまい、明るい未来をイメージできなくなってしまっていたのです。
でもそんな時にふと思い出したのがこの浪人時代の時の記憶。
終わったと思った瞬間に道が開けたときの感覚が、絶望している中でふと蘇ってきて。
99%ダメな可能性が高いけれど、1%上手くいく可能性があるかもしれない…
と少し思えたのです。
するとその翌日、現在の状況が好転していく知らせをもらいました。
しかも自分が思っていた以上に嬉しい展開で、
「この展開になるために今までのダメダメな結果があったのかもしれない」
と思わせてくれたのです。
何かのきっかけで人生が上手くいかなくなる時に私と同じように、
「もうダメだ…」「終わった…」
と思ってしまうことだってあると思うんです。
でも、そうやって終わったと感じる状況の中でも必ず希望は残っていて。
その希望をたった1%でも良いから信じて動いてみると、道が開かれていくかもしれないのです。
そしてそういう時こそ、人は自分の力を振り絞って結果を出すことができるのかもしれません。
だから、大事なのは諦めないこと。
終わったと思うときこそ道は開かれる、それをたった1%で良いから信じてみることを忘れないようにしたいな、と思いました。
……ただ、私はもう崖っぷちに立つのはこりごりなのでこのパターンはそろそろ終わらせていきたいなと思います(笑)
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