一生ついて回る不安と上手に付き合っていく3つの方法
“不安”
きっと、生きている中でずっとついて回ってくる感情の一つではないでしょうか。
例え物事がどんなに順調に進んでいたとしても、
と不安になってしまうのが私たちですよね。
私もとても不安になりやすいタイプです。めちゃくちゃ心配性なので、まだ見ぬ未来のことを考えては不安になります。
たとえば、この記事で書いたように私は渡英準備を進めているのですが、
「お仕事が決まらなくて、お金が無くなったらどうしよう……」
「住む場所がなかなか見つからなかったらどうしよう……」
と、とても不安になってしまうことがあります。それもしょっちゅう(笑)
“不安”を感じ続けていると、気持ちが落ち着かないですし、今この時を楽しむことも難しくなってしまいます。
できるだけ不安は感じたくないもの。でも、反射的に感じてしまっているのが”不安”ですよね。
不安を感じる理由
できるだけ避けたい感情ではあるものの、どうして私たちは不安を感じるのでしょうか。
それは、防衛本能から来ていると言われています。
大昔の人間は、安心安全に暮らせる家がありませんでした。いつ、獰猛な動物に襲われるかも分かりません。
そんな危機的状況を回避するために、不安という感情を抱くようになったのです。
事前に不安を感じて備えておけば、生き延びる確率はグッと上がるから……
私たちの命を守るために不安という感情が生まれたのですね。それが現代の私たちにまで受け継がれているのです。
だから、不安を抱くことはちっともおかしなことではないのです。
私は不安になるのは人間の本能から来ていることを知るだけで、
「不安になりやすい私っておかしいわけじゃないんだ」
って思えて少し気持ちがラクになりました。
「あぁ、私を守ってくれてるんだな」と思うだけで、ちょっぴり不安という感情を愛おしく思えたりもします。
とは言え、なかなか不安な気持ちが消えてくれない時もあります。不安に支配されすぎて、気持ちがズーンと重い状態が続くのは避けたいですよね。
そこで、私が不安になった時に試してみて気持ちが軽くなった!と思えた方法をシェアさせてください。
これだけは避けたいこと
まず、おすすめの方法をシェアするより先にこれは避けた方が良いと実感したことをお伝えさせてください。
それは、不安を無かったことにしてしまうこと。
不安を無かったことにして蓋してしまうことです。
蓋をしてしまうと、消化されなかった不安がどんどん溜まっていつか爆発してしまいます。
あるいは、プツンと糸が切れたようになってしまうことがあります。
不安があるのに見ないフリをしていると、いつかその不安ちゃんが暴れ出してしまうことがあるので、まずは不安を感じているということを認めることが大事だなと感じています。
「あぁ、不安なんだね」
そう認めるだけで、気持ちはラクになっていきます。
不安があることを認めた上で、何をすると良いのか。私が実践してみて良かったのは以下の3つです。
①不安の奥にある本音に気づく
1つ目は、不安な気持ちをしっかりと感じてみることです。感情の海の中に潜ってみます。
不安を感じている時、身体のどこが1番反応するか、というのもみてください。
私はだいたい、胸の当たりがモヤモヤする感覚があります。見つけたら、その部分を優しく撫でながら気持ちに寄り添ってみるとより効果的です。
そうしているとスーッと気持ちがラクになっていく瞬間があります。落ち着いたら、今度は不安の奥にある本音を見ていきましょう。
「どうしてこんなに不安になっているんだろう?」
と自分に聴いてみます。でてきた答えを受け止めつつ、「そっか〇〇だからなんだね。どうして〇〇だと思うの?」と何度か繰り返してみると、不安の正体が見えてきます。
それに気づいた瞬間に、一気に気持ちが軽くなっていきますよ。
②あるがままにしておく
2つ目は、不安を感じたら「あぁ、不安になっているんだな〜」ということは受けとめつつ、流していきます。
これは、見なかったことにして蓋をするのとは違います。不安を感じていることは認めながらも、スーッと流していくのです。
瞑想と近い感覚ですね。瞑想中は何か思考が浮かんできても、それを受け流していきます。
これと同じように、不安に対して必要以上に反応するのではなくスルーしていきます。すると、いつの間にか気持ちも落ち着いていきます。
私は主にこの2つを、時と場合に合わせて使い分けています。
自分の性格によっても、向いている・向いていないというのがあると思うのでまずはどっちの方が自分に合うだろう?と試してみると良いかもしれません。
上記の2つと組み合わせてやっているのが、運動です。
③運動
1つ目、2つ目とはまた違ったアプローチですね。でも、かなり効果的だなと実感しているものでもあります。
気持ちがモヤモヤしている時、不安な気持ちでいっぱいになってどうしようもない時に外に出て軽く歩くだけでもかなり変わってきます。
適度な運動は幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを分泌してくれるので、気持ちが晴れていくのだと思います。
夏は暑いので、日中ではなかなか外に出られないこともありますよね。
そんな時は、その場で何度もジャンプしたりYoutubeでヨガやピラティスの動画を観ながらやってみるのも良いと思います。
身体を動かすだけで心もスッキリしていくので、かなりおすすめです。
運動をし始めるまでが億劫になってしまうかもしれません。(気持ち、めっちゃ分かります)
でも、お金はかからずに気持ちを上向かせてくれるので「ヨシっ!」と重い腰をあげてぜひやってみていただけたら嬉しいです。
不安を解消するために取れる対策をとる
3つ、不安になった時にオススメの方法をお伝えしました。
これ以外に大事なのは、不安を感じている事柄についてとれる対策があるならやってみることです。
私なら、まずは仕事を紹介してくれるエージェントに登録して、求人に応募し始めていますし、
ひたすら家の情報などリサーチしてたりします。
できることをやるだけでも不安は軽くなっていくので、小さなことでも良いのでまずは行動してみることも大切ですね。
時に厄介に感じてしまう不安も、私たちを守ってくれるためにあります。
不安という感情を嫌うより、上手に付き合っていく方法を身につけていけたらより日々を楽しめるのではないでしょうか。
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