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気づきの本「わがままは最高の美徳」ヘルマン・ヘッセ

ジャケ買いならぬタイトル買いをしたドイツ人作家ヘルマン・ヘッセ「わがままは最高の美徳」という短編詩集が詰まった本をヤフオクで買いました。

外国人作家の本を買うのは初めて、そして訳されているのでどことなく日本語の言い回しが・・・・読みづらい。はっきり行って文脈がスムーズに入ってこない、ここ2度繰り返すのはきっとドイツ語だからだろう・・などちょっと理解に悩む箇所もありましたが。3回目くらいで慣れてきました。

途中で、こんなんだったらドイツ語版買ってグーグル翻訳で読解すればいいんじゃないか・・・。と思いましたが、やっと、日本語でもスムーズに入ってくるようになったので、引き続き読み進めていきます。

※詩集の中の「わがまま」を読んだ記録です。

「わがままは最高の美徳」なんか素敵なタイトル

先日読んでいた本「ニュータイプの時代」の中で紹介されていたので、思わずポチりました。

「わがまま」であることは悪ではない。
誰かに迷惑をかけたりすることはよくない。富や名声を元にしたわがままは、武器が無くなった時崩壊してしまう。

「わがまま」とは自分の内側に秘めているものである。
誰かに向けたり攻撃に使うものではない。「人格」や「性格」などという言葉で括ってはいけない。いつの日も自分の「心の声」に従い。自分を信じ続けること。

「わがまま」を制御しようとする、法律やお金や教育。
それはダメ、あれもダメ。そんな考えしていたら世の中は終わる。などと「わがまま」であることを否定する存在がいることを肝に銘じておかなければいけない。

「わがまま」だからこそ英雄になれる。
誰かに従って生きていては、誰かと同じことしか実現できない。でも自分の心の声に従って「わがまま」に生きることができれば、飛び抜けることができ、唯一無二になれる。

「わがまま」は最高の美徳
人は皆法律をはじめ会社や上司、世の中に服従して生きている。その世の中で「美徳」と呼ばれるものは全てこの「服従」という言葉の中に集約されている。しかし、その服従(美徳)の1つである「わがまま」のみ唯一"自分自身への服従"である。

自分に素直に生きること

私の座右の銘。「自分に素直に生きること」でもその中身は「自分に素直(わがまま)に生きること」だったなと改めて感じました。大それたことをするわけでもなく、仕事と慣ればもちろん誰かに従う(服従する)ことだってあるけど、これも自分が素直(わがまま)に決めた結果の上に成り立つものだから苦痛に感じることはない。

もっとみんなわがまま(素直)に生きようよ!
そんな人が増えるようにキャリアコンサルタントとしても、それに留まることなく活動していきたいって思っているんだ!
と自分を再確認できた1冊でした。

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