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世界の見方が変わった本との出会い、松本良美さんの「手相観」

田舎に移住し、農業研修を受け始めても
孤独感や無価値観に悩んでいた私。

環境を変えたからといって、
私自身はなんにも変わらない、という事実に絶望し焦っていました。


この頃も時々、心理学や神経科学的な本を読んでいて、
そこから、ポリヴェーガル理論というものに行き着いていました。
それに関する、浅井咲子さんという方の本を何冊か手に取っていて、
ほかの本は、、、と調べていた時、
松本良美さんとの共著である、「100%魂のカタチ」に出会ったのです。


この本では、宇宙の仕組みについてや、「自分の魂のカタチ」を生きるために必要な手放しとその方法が書かれているとともに、
良美さんと、良美さんのセッションに訪れた浅井さんのお二人が
日々のドラマを通じて徹底的に自分を解放していく、エネルギッシュな姿が収められていました。


この本に出会う頃には、世間でスピリチュアルと呼ばれる類の情報も取り入れてはいましたが、
この本に広がるのは、よくある「ふわふわした、楽しくて幸せなスピリチュアルの世界」とは全く異なり、
地に足のついた、泥臭い、そして本質をついていると感じるような世界でした。


正直、最初は、そのパワフルなエネルギーで、「現実は全部自分が創っているんだよ」という事実を突きつけられることが苦しくて苦しくて。
少しずつしか読み進めることができなかった。

でも、今まで色んな情報を得てきた中で、一番ワクワクしている自分もいて。
これだ・・・!という確信めいたものが自分の中に生まれていました。


その後、本の中で説明されている、自分の重たい波動を手放す「お掃除ワーク」をやってみたり、良美さんのYouTubeを見たりもしていましたが、
どうもしっくりこない。
現実が変わるどころか、どんどん自分の気持ちは重く、しんどくなっている。

数か月後、迷いに迷って、勇気をだして、良美さんのセッションに申し込みました。



良美さんは「手相観」というセッションで、
掌だけでなく、手の甲や指までを観ることで
その人の「魂のカタチ」や、その人のテーマ、そして魂のパターンなどを読み解いておられます。

セッションでは、最初に宇宙の仕組み、「魂のカタチ」を生きるということについて説明していただいた後、
実際に手を観ながら、膨大な情報を伝えていただきました。


これって本当に私なの?って思うような、私の本来の魂の姿、魂が求めていること。
その時の自分とはかけ離れているけれど、でもどこか閉じていた自分のハートが少し開くような感覚。

その時に抱えていた、感じていた悩みなどをお話ししながら、
私のパターン、辛くて記憶から消し去っていた過去の出来事へと導いてくださり、気がつけば、ぽろぽろと涙が流れていました。



セッション後、呆然として、頭がくらくらするくらいの情報量。
良美さんも、全力で、物凄い熱量で、向き合ってくださったのだと感じました。

自分でも薄々感じてはいましたが、
私は、それはそれは色んなことが複雑に絡まりあい、自分を固く閉じ、「わたし」というものを感じなくさせている状態で。
過去と向き合い、うんざりするような繰り返しのドラマを手放していくのは、気の遠くなるような、相当な覚悟が必要だと、実感したのでした。


そしてそこから、内観と手放しの日々が始まったのですが、
今まで通り、外の世界のせいにして、自分の現状を嘆いていたままの方が楽だったかもしれない・・・と本気で思うくらい、
私にとって、自分に向き合うということは、とても苦しいことでした。




1年前に出版された、松本良美さんの本「テハナシ」。
「魂のカタチ」を生きるための手放しの方法や、その過程、段階について
詳しく伝えられています。
自分の位置を再確認できたり、読み返す度に新たな発見があって。
温かく見守り、包み込んでくれるような本です。
これから始めてみようかな、ちょっと興味があるな、という方におすすめです。







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