長野 温泉巡り 乗鞍高原編
2月、三泊四日の長野湯巡りへ。一日目は浅間温泉泊、二日目は松本、崖の湯温泉泊。三日目の記録です。二日目、松本編はこちら↓
朝起きて朝風呂に向かうべく、階段を降りて窓を見たら外は雪だった。
洗面所の温度計を見たらなんと2度。笑
寒いー!朝風呂で温まってから朝食。
フツーのおかずなんだけど、毎回必ず出るたまご焼きは甘めの安定の美味しさだし、ほうれん草のおひたしはほうれん草自体の味が濃くて美味しい。野菜は女将さんが畑で作っています。
食後に、雪景色を見に外へ。
玄関横はいつも変わる。女将さんのセンスがいいんだよなあ。今回ねこがいないな。
チェックアウト。女将さんがほうきで車の雪をはらってくれる。「車が傷つくからやめてってお客さんもいるのよね」
って、そもそもウチの車は傷だらけなんで。笑
【崖の湯温泉 山上旅館】
一泊二食9000円(税別)冬季は暖房費1人600円
料理の品数で料金が変わります。アメニティはバスタオル以外有。Wi-Fiあり。予約は一ヶ月前から電話のみ。
木曽方面へ。観光します。
長野 奈良井宿
珍しく観光する。初訪。
奈良井宿は中山道の宿場町の一つで、重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、往時の面影を色濃く残しています。詳しくはこちら!
ランタン祭りがあったのか、氷のランタンがあちこちの軒先にありました。標高が高いせいか寒い!
宿や、カフェ、お蕎麦屋さんに漆器屋さんなどお店が軒を連ねています。日本人より外人の方々が多い。日本の旧市街みたいなもんだもんね。
冷えた身体を温めるべく、温泉へ向かう。
長野 きそふくしま温泉 二本木の湯
再訪。日帰り施設です。620円。ここは本当にいいお湯で、また来てしまった。以前、木曽路を巡った際に訪れました。
泉質は含鉄・二酸化炭素ーカルシウムー炭酸水素塩冷鉱泉。天然の炭酸泉です。入った途端に炭酸の泡がシュワシュワ体に付く。
冷鉱泉のため、源泉ままでは無理なので源泉掛け流しと加温循環併用ですが、炭酸成分は十分です。ホントに素晴らしいお湯だ。
ランチも二本木の湯でいただきました。簡単な食事ができます。
木曽名産の「すんき漬け」を使ったお蕎麦。これが美味しい。赤かぶの葉のお漬けものなんですが、古漬けのような酸味があります。これが蕎麦つゆとベストマッチ。シャクシャクの食感もまた良き。長野って野沢菜ばかりじゃないのね。
さて、宿泊先の乗鞍高原へ向かいます。山上旅館の女将に「大雪になりそうだから乗鞍大丈夫かな?」と言われてたのですが、天気は上々。
長野 乗鞍高原 山栄荘
今日のお宿はこちら。乗鞍高原にはたくさんの民宿があります。
こちら、ホームページはあるが予約は電話。
ご主人の耳が遠くて名前を聞き取ってもらえず難儀しました。函館の新栄館を思い出す。
なんとか電話番号だけ聞き取ってもらえた。「名前は来てからでいいや」と言われる。笑
ご主人はつぶらな瞳のお爺ちゃんだった。泊まる人?って言われて、はいと答える。
名前はやはり聞き取ってもらえず、宿帳に書いたら「あー!」って言ってた。かわいすぎやろ。
部屋は2階。景色もいいし広いしきれい。お布団はセルフ。お茶請けは前にもらったことがあるおしゃれな葉っぱ型のチョコだった。
ご主人とお茶請けのギャップが凄くてこの宿がすっかり気に入ってしまった。お風呂に行こう。
この宿、昨日泊まった崖の湯温泉の山上旅館より標高が高いのに暖かい。浴室に近づくとどんどん暖かくなる。薪ストーブがあるのだ。これが宿全体を暖めているのか?
硫黄の香りプンプンの単純硫黄泉です。ph3.2の弱酸性。源泉46.8度と高くないので、蓋がしてあります。
後から入って来た方が常連さんらしく「ここのお湯最高なんですよー。今年は雪が少ないから露天風呂入れますね」「雪で入れない時もあるんですよー!」と教えてくれた。
露天風呂は外にある分、内湯より温め。長湯出来ます。
そして、着いた時に発見した貸切湯。入浴出来ませんてなってたけど、ご主人に聞いたらぬるいからって。入っていいと言うので。
岩風呂。確かにぬるい。37度くらい?笑
なかなか温まらないので、早々に切り上げて内湯へドボン。
夕食は食堂で。
お爺ちゃん1人だから全然期待してなかったのだけど、食事はいい意味で裏切られた。そう、美味しいの!メインは鶏団子鍋。
ハンバーグは冷めてたんだけど、手作りで美味しい!どうりで玉ねぎを炒めてる匂いがしたわけだ。甘いケチャップソースで白飯がススム。
これが絶品。味噌漬けのようなふんわりした香りがしました。優しい味。
お風呂で一緒になった常連客が「おっちゃんの料理、今日も美味しいね」とご主人に話しかけていた。
〆に乗鞍高原産の蕎麦粉を使った爺ちゃんの手打ち蕎麦まで登場。美味しかったよ、爺ちゃん!
寝る前にひとっぷろしておやすみなさい。お風呂は24時間入れます。そして翌日は大変なことになるのであった…。
塩尻編につづく
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