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島根 民藝と極上の温泉1人旅①

好きなもの:温泉 郷土料理 車の運転

海外に行けず、貯まっているマイルをどうしよう。国内旅行しかないな。マイルでもチケットの取りやすい島根だ、そうだ、島根に行こう!
マイルのチケットは変更可能なので、このご時世にはすごく便利。
今年、緊急事態宣言の延長で2回延期して、当日朝に羽田空港で検査を受け、陰性証明書を片手にやっと行った島根への1人旅の備忘録です。

島根は2回目。2016年に相方と出雲大社と温泉に行って以来。相方は部署異動になってからなかなか有給休暇が取れなくなった。
近県なら1泊でもいいけど、わざわざ飛行機で行くなら2泊以上って決めてるから1人旅決定。

今回のもう一つの目的は出雲民藝館に行くこと。母親が若い頃に東京駒場にある日本民藝館の創設者である柳宗悦氏の家に手伝いで働いていたことがあり、よく話を聞いていたのと、昨年行った鳥取で鳥取民藝館に行き、山陰地方の民藝に興味がわいたのも島根行きを決めた理由の一つ。
あとは極上の温泉がたくさんあるし!

出雲縁結び空港にてレンタカーを借りる。

早速ランチ。やっぱり出雲そばでしょう。
割子そば。見えないけど、3段重ねです。

出雲民藝館

出雲民藝館に無事に到着。田んぼや住宅の真ん中に現れた。
出雲の豪農、山本家の屋敷を改装して使用しているそう。

展示物は、華やかさはないけど土地に根付いた素朴で当時の生活の匂いがするものばかり。
また、お屋敷の造りがとても力強く、立派な梁など迫力がありました。

別棟では昔の農機具が展示されています。

この立派な長屋門は出雲大社と同じ大工さんが造ったそうです。300年前近くだそう。
受付の方によく見ていってね!と言われた。

温泉津温泉

次は安定の温泉。笑
大好きな温泉津温泉。再訪。温泉津と書いて「ゆのつ」と読みます。

薬師湯

有名な薬師湯。
平日の午後だったからかまさかの独泉。コッテリ析出物がもはやアートですね!ナマズくんから源泉ドバドバ。塩化物泉。500円。
入浴後は2階でくつろげます。

温泉津温泉元湯 泉薬湯

薬師湯は観光客向け、私はこちらの泉薬湯の方が好みです。こちらも独泉でした。

浴槽は3つ。ぬるい湯でも熱いです。笑
単独の小さい浴槽が一番ぬる湯でした。笹濁りのいかにも成分が濃そうなお湯ですね。塩化物泉。
源泉から1mの自然湧出でお湯が新鮮!450円

かわいい仏様に見守られながらの入浴。至福。

美又温泉

今日は小さな鄙びた温泉街、浜田市の美又温泉に泊まります。

とらや旅館さんにお世話になります。

昭和なお部屋。バスタオル干しがあるのうれしい。温泉巡りには手拭いを愛用してます。かさばらずすぐ乾く!浴衣がかわいかった。

廊下の壁に飾られている女将さんのギャラリー⁈こういうのなごむー。
ガムテがあると言うことはカメムシ注意だな!
鄙び宿あるある。笑

のれんは女将さん手作りかな?女将さんも美人です。

お風呂は2箇所で、男女入替のようです、私だけだったので、両方入らせていただきました。
大好きなタイル浴槽な上に、単純泉ながら炭酸イオンが多く、ツルツルの美肌の湯です。本当に美人の湯だった!
女将さんがお嫁に来たばかりの時は、お湯がツルツルなのに、石鹸が落ちないって何度もすすいでいたとか。笑

こちら、食事も美味しいと評判なんです。
本当に美味しいし、量がすごい。これで一番安いプラン11000円です。
お刺身は2人前のような量。お腹いっぱいでしたが最後にうな丼と言われて、ごはん少なめでお願いしました。

夕食の後、ご主人が歩いてすぐの川に蛍を見に連れてってくれました。たくさんいてとても幻想的だったんですが、スマホではこれが限界^ ^;
蛍の保護活動をしてる方もいろいろ説明してくださいました。

朝食。
カレイの塩焼き、初めて食べました。赤いのは浜田市名物「赤天」という揚げかまぼこ。

温泉研究家、郡司さんもいらっしゃってました。
さすがです。

帰りに女将さんから立派なトマトをいただきました。チェックアウト時に、女将さんが2人で写真撮ろう!って、ご主人が私達をパシャリ。女将さんはとてもフレンドリーでかわいい方。
すごくアットホームで素敵な宿でした。温泉もとても良いですし、お料理が本当に美味しいです。
また、美又温泉で源泉掛け流しなのはこちらともう1軒だけだそうです。

とらや旅館さんのお料理はこちらの記事でも紹介してます。

2日目につづく。

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