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過去の自分に逢いに行く


中学の同級生から
結婚パーティに招待された。


寝ても覚めても
部活動に明け暮れた
中学時代。

苦楽を共にした
友人のひとりだ。


中学時代の同級生たちに
再会するのは
約10年ぶりだろうか。

中には成人式ぶりの人も
いるかもしれない。


たのしみと、ドキドキ、
不安と、戸惑いと。

あぁ、オナカガイタイ…。

繊細さんあるある。
わたしにとっては
いろいろな感情が巡ります。



身内だけの、
気楽なレストランパーティだから

服装も格式にこだわらないで、
自由でいいからね、

なんて言われまして。


それでもあわてて

持ち合わせたものに
プラスして

普段使いもできそうな
ブラウスとパンツ、

仲間が作る一点物の
ピアスも購入した。




きょうは
いつもの自分に
すこし華やかに魔法をかける。


耳元には
イベント仲間が作った1点物の
大振りのピアスが
ゆらゆらと揺れている。


つけまつげも10年振りに
つけました。

子育てをはじめてから
付けることがなくなった
つけまつげ。

昔はつけまつげがないと
不安でしかたのなかった
当時のわたし。


水色のシルク素材のブラウス。

どうか脇汗がしみませんように。笑



足元は控えめな
3㎝のヒール。

昔は8㎝越えのヒールを
毎日履いていたのに。

いまではもうすっかり
履く機会もなくなり、

きょうの私は
すこし足元がおぼつかない。


でも不思議。


ヒールのある靴を履き

コツコツと音を鳴らして
歩く仕草は

女性の品の良さを
引き出してくれる。

自然と背筋もシャン、とする。





中学時代の自分は
正直あまり好きではない。


そのうえ、力を入れていた
部活動では怪我ばかりで
活躍できた記憶もなく。

いつもここぞという
プレッシャーのかかる
大事な場面では、いつも
みんなやコーチの期待には
一切応えられなかった。


いつも申し訳なくて
自分の存在意義が見出せず。


まわりは
学業の成績も良くて
大会ではいつも上位入賞、

おまけに人柄もよくて
いつも明るく場を
盛り上げていく
優秀な子たちが
集まったチームだった。

当時自分にないものばかりしか
見れない色眼鏡をつけていた
わたしは、

とても自己肯定感が
低い子でした。

それはそれは
苦しかった。


それでも、
みんなと過ごせた
毎日は確かに
たのしかったのは
その通りで。


たいせつな思い出で、

あの頃があったから
今の私があるのです。



きっとみんなに逢えば一瞬で
当時のわたしが蘇る。


堂々としていよう。

今のわたしもすてきなのだ。

気張らない、
自然体のフラットなわたしで
いいんだ。




本日は実家にも数年振りに
ひとりで1泊です。

完全独身気分。

実家の家族ともしっかり
向き合ってきたいとおもいます。

あぁ、神さま。

どうかすべてが
うまくいきますように。

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