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学校の先生が思う、昔と今の学校の違い その2

1.上履きは自由な時代に
今、小学校は上履きの指定がなく自由です。
私が昔の人間だからかもしれませんが😅
なんだかそれがずっと違和感に感じていて。

昔からあるような、白に緑のラインが入ったデザインのものを履いているコ
ピンクのラインは初めて見ました
中にはマジックテープで履くものもあって
上履きの進化を肌で感じ、紺色一色のものを履いているコに出会ったときは下足かと思いました🤭

言われてみればそもそも、みんなが同じものを履いている必要性はなかったのかもしれませんね。
でも小学校は服装も上履きも自由だと、何年生か区別が付かないのが少し困ります😂
複数学年の子どもと関わっている私は特に。

ちなみに中学校は未だに、学年によって上履きやジャージのラインの色を変えているので、すぐに何年生かわかります。



2.当たり前に机の上にあるもの
学習する子どもたちの机上に水筒。
熱中症予防にと、いつでも水分補給可になっています。(この季節でも)
そのため、机上に水筒がいつも置いてあるコが何人もいます。

私が今まで勤務してきた中学校では、
喉の調子が悪いとか、前の授業が体育でもっと水分補給がしたいなどと言われたときに、個人や全体に都度許可は出していましたが、
いつでも水飲み制度には、今勤めている小学校で初めて出会いました。


私個人の意見としては、あまり推進したくないなあと思って毎日見ています。

それは、小学生、まるでおもちゃやおやつのひとつのように、水筒の中身を1時間の授業の中で何度も飲んで楽しんでいるからです。
多いコは45分の授業の中で5回くらい。


大人も集中力が切れたりちょっとひと息つきたくなったりしたらコーヒー☕️とかありますよね。
子どもたちも、それで集中できたり頑張ろうと思えたりするならいいのかもしれませんが、彼らにとって水筒の中身がおもちゃやおやつと同等の扱いに見えます。

自分でコントロールできるようになるまではこちら(教員)が手伝ってあげたほうがいいんじゃないかなあ…と感じます。



3.連絡網と一斉メール
昔は連絡網、ありましたよね。
今は作っている学校、まずないと思います。
それに代わってできたのが一斉メール📩

便利ですよね。
少なくとも私たち教員としては、とても便利になったなと思っています。

個人情報保護の観点から導入されたものだと思いますが、教員の負担軽減にも力を発揮しています😌
あそこの家庭が繋がらないから帰れない💦
といったこともないですから。


学年学級、部活動ごとに流せる学校もあるので
"明日の部活は台風接近により中止です"
と、土曜日の午前練に当たっている部活動だけに流す、などの措置も取れます✨


しかし最近私は一斉メール、流しすぎなんじゃないかな?と思うことが多々あります。

小学校だと宿題のプリントを配り忘れたからやらなくていいとか、給食費の支払日の案内とか。
中学校だと週末でも教員グループにメールを入れてくることもあります。しかもそんなに急ぎでも重要でもない内容。


たしかにプリントがないと保護者の方から連絡が来るので、メールで伝えられたらお互い助かるのかもしれません。
給食費のお知らせも、学年便りや学級便りで事前に伝えてありますが、前日にも確認できたら、忘れが少ないかもしれません。

でも、そこまでしなくてもいいんじゃないかなと。
中学校の教員メールがまさにそうでしたが、
学校からの連絡=何か重大なこと?💦と思って開くと、そうでもないんです。
だから教員である私でも、あまり開きたいと思わなくなる。


宿題も給食費も各ご家庭で判断・確認できることなので、本当に大切なときのために使っていってはどうだろうか?と思っています…