あなたは本当に『音痴』なのか?
皆さんこんにちは!
ボイストレーナー歴18年、沖縄在住のYuMeです。
今日は『音痴』について書いていきたいとおもいます。
自分は音痴だと思っている人へ
「私、すっごく音痴なんですけど、うまくなれますか?」
こんな質問をよくされます。
実は、そう聞いてくるほとんどの人は、
たいがい音痴ではないのです。
まず、自分が音痴だという自覚がある時点で、音痴ではないということ。
うまくなる素質が充分にあります。
自分が音痴だと感じている=音程の違いがわかる
=音感がある人
なので、音感をもっと鍛えれば必ず良くなります。
まずは自分の歌を録音して、どこがどう音痴だと感じるか、よく聴いてチェックしてみることをおすすめします。
『自分は音痴』と決めつけないで
「子供の頃、友達に音痴とからかわれて、それ以来歌うのが怖くなってしまって、、、」
こういう人がとても多いのですが、
実際には音痴といわれるような状態ではないのにもかかわらず、誰かが何げなく言った心ない言葉で傷つき、トラウマになって歌うことに不安を感じている人を、私はたくさん見てきました。
そんな軽い一言に、あなたの歌声を奪わせないでください。そもそも、あなたを音痴と判断した人は何者ですか?
ちょっと上手に歌える程度の人じゃありませんか?
その時に歌った曲があなたの声に合っていなかっただけかもしれないし、キーが合わなかっただけかもしれないし、喉の調子がイマイチだったのかもしれない。
あなたの音痴を誰かの一言で確定させないでください。
そして、音痴と人に言われたことを気にすればするほど、不安や自信のなさから思いっきり歌うことをためらってしまい、もっと悪化してしまいます。
歌うことが好きだったら(好きになりたかったら)、人に音痴と言われたからと言って自分は音痴だと決めつけるのは今すぐにやめましょう。
音痴の原因
では実際に、なぜ音痴なのか、なぜうまく歌えないのか、原因について考えてみましょう。
音痴だという人(思い込んでる人)はこんなタイプが多いです。
●声量が極端に小さい
(喋り声は普通なのに歌うと小さくなる人、多いです)
●逆に声量が大きすぎる
(ジャイアン的なパターン)
●体を鍛えすぎている
(歌に必要な筋肉をうまく使えない状態になっている)
●発音や発声にクセがある
(顎や舌、唇の動きで発声が歪んでしまう)
●自分の声をちゃんと聴けていない
(まずは録音して聴いてみよう)
●普段出している音域がせまく、一定の音以上の高さになると自分の声をコントロールできていない。
(音程がとれないのではなく、ただの音域の問題というパターン、とても多いです。キーを下げたらバッチリ音程が合って突然上手い人になったりします)
どうですか?あなたは思い当たることがありましたか?
これが改善しただけですぐに、自分は音痴ってわけじゃないんだってことに気づいてくれる人がたくさんいます。
どれも共通しているのは『音感がない』ということではなく
『自分の声と体を理解していない』
ただそれだけなんです。それについては前にこちらの記事にも書いてますので良かったら読んでくださいね!
正しい発声を知る
自分の状態を知り、ちょっと工夫するだけで、あなたの歌は劇的に変わります。
何を改善したらいいかは、人それぞれちょっとずつ違うのですが
まずは『あなたにとっての正しい発声』を知り、それができるようになることで、音痴の悩みは必ず解消されます。
そもそも、音痴な人なんていない、と私は思っています!ボイトレを受けても全く音程がとれるようにならななかったという人をみたことがないです。
必ず変わります。
具体的にどんなことをしていけばいいのかは、どんなタイプの音痴かによっても違うので、また少しずつ書いていきますね!
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このnoteでは、ボイストレーニングのことを中心に、沖縄移住生活のこと、音楽活動のこと、大好きな旅のこと(いまはなかなか出来ないけれど)、食べ物のこと、子育てのこと、などなどこれからいろんな記事を書いていきたいと思いますので、興味のある方はぜひフォローよろしくお願いします!
YouTubeでボイトレ動画も近々始める予定なのでお楽しみにー。
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