退職の時期

今期一番の暖かさと告げるニュースをみた。

仕事の同じチームの1人が4月末で退職するという。

同じ業種への転職とのこと。聞くとなかなかニッチな職種であった。
年は下だけど、とてもにこやかで仕事のできる人であったために残念。

私自身も販売業から医療専門職へ転職して4年。今はパートで働いていて、新たな分野に昨年12月より飛び込んだ。
この分野は正直合ってないなーと思いつつ、日々新しいことばかりで目がくるくると回っている。半年経った頃に進退を考えようとしていた矢先だった。半年というと5.6月だ。

その子はまだ20代後半で、自分も同じ年代に転職をした。
前向きな退職ではあるなと思う。
しかし退職を繰り返してきた身として退職はやはり職場や職種への不信や不満がないと出来ないことと思う。

「こんなにこやかで穏やかなこの人にもなにか不満があったんだろうな。
穏やかやからこそ、心の奥にある澱の黒さは深いのかもしれない。人間何考えてるかなんか、その人本人にしかわからへん」。
この考えは自分の中で変わらないだろうな。

退職することを告げられた職場は何も言い返すことばはない。
ただ粛々と手続きをする他ない。

思い通りにしようとすると、しんどくなるのが人生。でも自分で考えて、自分が出来ることは実行してみて、成功したら万々歳やなと思う。

結果はどうであれチャレンジすることは、私の人生の全てなのだろうなと、この一件で自分自身の生き方とか、他人との距離感を改めて強く感じた。