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今求められている力って・・・。中庸の在り方

極端に走らないで調和がとれているいう意味での「中庸」(→今は、アリストテレスとか孔子とかは置いておいて、一般的に使われている意味で考える)が大切だよ、言われながら育ってきた気がする。

特に学校では協調性と絡められて、場を乱さないためには極端な意見を言うべきではなくて、みんなの総意を読みましょう、というニュアンスが感じられた。

でも、今の世の中の様々な難題を解決するには、場を乱したとしても本当に解決のために必要なことなら発言し、説得し、行動していく力が必要とされている。

私たちには、そういう力が足りないのかもしれない。

もしも「中庸」が偏った立場に立たずに中正であることだとしたら、大切なのはその場にいる人の意見の中だけでバランスを取ることではないと思う。その場の外側のいろいろな考え方も考慮に入れた上での中正を各自が考えてお互いに伝え合うことが求められているのではないだろうか。

そして、私自身そういう行動が苦手で、どうしてもその場しのぎ的な中庸に走ってしまいがちだ。

もう少し、正しく中庸でいられるようで在りたいな。

それには、あと少しの勇気と、いろいろな考え方を知ることが必要だ。アラフィフ、人生の折り返し地点は過ぎているけれど、まだまだやることがたくさんある。




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