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ビルゲイツ氏と簡易トイレ

こんにちはこんばんは yumenohi です。

WHO(世界保健機関)の統計によると、不衛生な環境に起因する下痢やその他の病気によって亡くなった子どもの数は、1990年の150万人から、2012年には60万人超にまで減少しています。ほぼ同じ期間に、世界総人口の3分の1にあたる21億人が衛生的なトイレ設備を使えるようになっており、以前は、全人口における5大死因としてあげられていた下痢による死亡者数も減少しています。


「僕のいる世界では下痢で子どもを失う親など、1人たりとも会ったことがない。そこで不思議に思った。世界は大量にある資源を使って撲滅策を講じているのか?」と、
そうおっしゃるのはビル・ゲイツさん。

ビルと妻のメリンダ・ゲイツが運営する慈善基金団体、ビル&メリンダ・ゲイツ財団は約2億ドルを投じて、途上国の命を救うためのトイレと下水設備の2012年ごろ開発をはじめていた。

ビル&メリンダ・ゲイツ財団(The Bill & Melinda Gates Foundation)は、ビル・ゲイツとその妻メリンダ・ゲイツによって2000年に設立された民間財団です。財団の使命は、”すべての人々が健康で生産的な生活を送ることができるようにする “ことです。財団は、グローバルヘルス、農業、教育、経済開発など、さまざまな分野で活動しています。ビル&メリンダ・ゲイツ財団は、世界最大の慈善財団の一つだそうです。

ビル&メリンダ・ゲイツ財団の支援のひとつに、「トイレ再発明チャレンジ(Reinvent the Toilet Challenge)」をテーマに、様々なトイレプロジェクトを支援しており、その多くが排泄物からエネルギーや燃料を再生するといった複雑で費用もかかる試みを支援しているそうです。

その後、水も電気も使わず、排泄物を溜めるタンクもいらない汚水処理装置ジャニッキ・バイオエナジー社の「オムニプロセッサー」開発を支援し
「オムニプロセッサー」なるものを開発した。
オムニプロセッサーは、複数の廃棄物処理プロセスを組み合わせて、人間の排泄物を清潔な飲料水、電気、灰などのさまざまな製品に変える最新鋭の汚水処理装置です。

ウンチの水分は蒸気にする。固形物は燃やす
自己発電。蒸気エンジンで汚水処理装置に電力を供給する
蒸気の水は飲用にする

当時、この装置を1台組み立てるには約5万ドル(約525万円)かかる。そんな高額では、アフリカでは普及しない。
量産でコストを下げられる製造業者を見つける必要があった。
(現在約150万ドルまでコストダウンしているそうです。)

日本のLIXILも2018年に開発に参加している。
しかしまだ製品化はされていないようです。

リクシルの発表では
ビル&メリンダ・ゲイツ財団(以下ゲイツ財団)と世界初の家庭向け『Reinvented Toilet』を開発し、2つ以上のマーケットへ試験導入することを視野に入れた、パートナーシップを締結しました。LIXILは技術、デザイン、商品開発における専門家チームを結成し、世界中の民間企業と協働しながら、試作品のトイレの開発をリードしていきます。との事。

実は、このReinvented Toiletに取り組む前、2010年代、すでにLIXILは開発途上国向け簡易式トイレシステム、SATO(サトー、SAfe TOilet)の開発を取り組んでいた。少ない水で利用できる簡易トイレをいかに低コストで作るかというプロジェクト。

その後、

簡易式トイレシステムSATOの初代モデルは、この時もゲイツ財団の助成を受けて開発され、2013年から販売を始めました。二度目の助成ではSATOの3つの新型モデル、2016年には三度目の資金助成を受け、さらなる開発に取り組まれている。

現在、アフリカのタンザニア、エチオピア、ナイジェリアをはじめ、アジアのインド、ネパール、バングラデシュや、さらに中南米のペルーやハイチなど38カ国1860万人以上の人がSATOのトイレシステムを利用しているそうです。上下水道が十分に整備されていない地域向けに、少量の水でも使うことのできるSATO Tapという手洗い器も開発していたそうです。さすが日本の企業はすごい。

ここまで聞いて、
やはり日本の大企業の技術力は
素晴らしいなと思います。

そして、お金を支援したビルゲイツ氏も
立派だなと思います。

韓国のサムスンも協力。
サムスンの先端研究部門であるサムスン先端技術研究所(SAIT)は、2019年からビル&メリンダ・ゲイツ財団と協力している。SAITは核となる技術の開発を完了し、Reinvented Toiletの試作品を製作してテストを実施していた。
2022年、韓国のサムスンは、処理水をリサイクルして排泄物を安全に処理する新たなトイレ「Reinvented Toilet」(再発明されたトイレ)を、ビル&メリンダ・ゲイツ財団と共同開発したと発表されているそうです。

感染症対策に取り組んでいたゲイツ氏。
このトイレ革命も対策のひとつなのでしょう。

話は変わりますが、、、。

そんな立派なゲイツ氏ですが、
陰謀論界隈ではゲイツさんが最近のウイルスと
深い関わり合いがあるのではないかという話もあります。
信じたくはありませんが、

コロナウイルスに関する特許を
英国の政府系研究機関ピルブライト研究所が
2018年に所得したのだが、
このときゲイツ氏はこの開発に財団として出資し深くかかわっていた。

新型コロナウイルスでは、
ワクチンの接種に力を注いでいた
ゲイツ氏を見て
陰謀論界隈で、
ウイルスが蔓延するのもわかっていて
その対応するワクチンも事前に開発していて、
要するに「自作自演」じゃね~のか?
「ゲイツの野郎、やりやがったな」と
そんな話をよく耳にします。

2018年にワクチンの特許所得。
翌年、世界中にコロナが蔓延し始めているのも
話が盛り上がる一因にもなっている。

わたしにはそのことを
調べて確認する能力が無いので
真実を確かめる術はない。

ただ、
ゲイツ氏が歩いた後は、ウイルスもひたひたと
後からついてきているように思ってしまう。
不確かで不思議な感覚です。
「注意報が発令されました」的な、、、。

ビルゲイツ氏と何も関係ありませんし
何も根拠はありませんが、
今後は、水にまつわるウイルスに
気をつけろと
無意識のわたしが語り掛けておりました。

特にトイレには、、、。


今日も一日、お疲れさまでした。

お立ち寄り、ありがとうございました。





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