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行動心理学 その5 ザイオンス効果

こんにちは こんばんは yumenohi です。
今回5回目、まだまだ勉強します。

騙されるな〜、騙すんだ〜!
あ、いや、間違えました。
マーケティングに使える、ビジネスにも使える、
騙しのテクニック、
また、間違えてしまいました。失礼しました。
マーケティングのテクニック。
知るところからが大切です。

ザイオンス効果(単純接触効果)

ザイオンス効果(単純接触効果)は、繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。1968年、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが論文 Zajonc にまとめ、知られるようになった。 ザイアンスの単純接触効果、ザイアンスの法則、ザイアンス効果などとも呼ばれる。対人関係については熟知性の原則と呼ばれる。 ウィキペディア

興味や関心の無かったモノや人物でも、頻繁に目に触れたり、接する機会が増えたりした場合、次第にその対象に対して良い印象を持つようになるという意味です。接触回数があるほどその対象への警戒心や恐怖心が薄れ、親近感を持つというのがザイオンス効果の顕著な例といえます。

そのため、ザイオンス効果は恋愛だけでなく、営業やマーケティングなどのビジネスシーンにも多大な効果をもたらします。ザイオンス効果を上手に使うことで、誰もが仕事でも恋愛でも評価される人物に近づくことができるのです。
ただし、ザイオンス効果を誤って扱うと、逆に人から嫌がられてしまうという危険性もあるので、しっかりと理解して活用したい心理効果です。

(*ザイオンス効果とは?という記事から抜粋しました)

単純接触効果のメリット

  1. 評価が高まることで好感度が上がる:単純接触効果によって、繰り返し接触することで対象に対する好感度が高まり、良好な関係を築くことができます。

  2. 新しいものへの適応性が向上する:何度も接触することで、対象に慣れることで、新しいものへの適応性が高まります。

  3. 安心感が増す:なじみのあるものに接触することで、安心感を得ることができます。

一方、

単純接触効果のデメリット

  1. 偏った評価が生まれる:繰り返し接触することで、本来の評価から偏った評価が生まれる可能性があります。

  2. 評価が低くなることもある:何度も接触することで、飽きられてしまい、評価が低下することもあります。

  3. 負の感情も増す:繰り返し接触することで、負の感情を抱くこともあります。

単純接触効果は、繰り返し接触することで相手に対する好感度が高まるという効果がありますが、評価が偏ってしまうことや飽きられてしまうことがあるため、注意が必要です。また、相手に強制的に接触させることは、ストーカーやハラスメントにつながることがあるため、注意が必要です。

マーケティングやビジネスへの応用例


広告の繰り返し:例えば、ある商品をテレビCMや雑誌広告で何度も見せることで、その商品に対する興味関心が高まり、購買意欲が増すことがあります。

  1. SNSやブログの利用:SNSやブログを利用して、ブランドや商品についての情報を定期的に発信することで、単純接触効果が働き、そのブランドや商品に対する好感度や関心が高まることがあります。

  2. ディスプレイ広告:街中のディスプレイ広告など、繰り返し見ることができる広告を利用することで、単純接触効果が働き、その商品やブランドに対する好感度や関心が高まることがあります。

  3. パッケージデザイン:商品のパッケージデザインを、繰り返し接触することで認知度が高くなり、その商品に対する好感度や関心が高まることがあります。

  4. イベントの開催:ブランドや商品に関するイベントを定期的に開催することで、消費者の単純接触効果が働き、そのブランドや商品に対する好感度や関心が高まることがあります。

以上のように、商品やブランドの認知度や好感度を高めるために様々な方法で利用されています。
一定の条件下では消費者の購買行動に影響を与えることができるため、多くの企業がこの原理を利用してマーケティング戦略を立てています。しかし、適切なタイミングや方法で利用しない場合、単純接触効果は逆効果になることがあります。以下は、そのような失敗例です。

  1. スパム広告:あまりにも多くの広告が見られると、消費者は広告を無視する傾向があります。特に、同じ広告が何度も表示される場合、消費者は広告に対する反感を持つ可能性があります。このため、スパム広告は、単純接触効果が逆効果になる例です。

  2. ブランドの偏見:単純接触効果によって消費者の意識にブランドが浸透すると、そのブランドに対する偏見や嫌悪感が強くなることがあります。例えば、ある人があるブランドの商品を悪いと思っている場合、そのブランドの広告を多数見せられた場合には、より強い嫌悪感を持つようになる可能性があります。

  3. 情報過剰:多数の情報を提示しすぎると、消費者は混乱し、何を選べばいいのかわからなくなることがあります。そのため、単純接触効果に頼りすぎず、適切な量の情報を提供することが重要です。

これらの失敗例からも分かるように、適切なタイミングや方法を選択することが重要であることがわかります。

単純接触効果の適切な回数


回数ついては一概に言えるものではありません。なぜなら、回数は商品やサービスの種類、ターゲット層、広告の形式など、多くの要因に依存するためです。
一般的には、単純接触効果を得るためには、同じ広告を何度も何度も見せる必要があるとされています。広告業界では、7回の接触が適切な回数だと言われています。つまり、一人の消費者に対して、同じ広告を7回見せることで、消費者の購買行動に影響を与えることができるとされています。
しかし、この7回という数字はあくまでも目安であり、商品やサービスによってはもっと少ない回数で効果を発揮することもあります。また、単純接触効果を重視するあまり、消費者にストレスを与えたり、反感を買うこともあります。そのため、回数だけでなく、タイミングや方法も含めて、バランスの取れたマーケティング戦略が必要です。

単純接触効果の適切なタイミング


商品やサービスの種類、ターゲット層、広告の形式などによって異なります。ただし、以下のような一般的な原則があります。

  1. 意思決定に関するタイミングに合わせる:消費者が商品やサービスに関する意思決定をするタイミングに合わせて広告を配信することが重要です。例えば、年末年始には買い物や旅行などが多いため、この時期に関連する広告を配信することで、消費者の購買意欲を高めることができます。

  2. 繰り返し配信する:単純接触効果を得るためには、同じ広告を繰り返し配信する必要があります。ただし、適切なタイミングで繰り返し配信することが重要です。例えば、同じ広告を連続して見せると消費者に反感を買うことがあるため、一定の間隔を空けて配信する必要があります。

  3. イベントや季節に合わせる:季節のイベントやトレンドに合わせて広告を配信することで、消費者の注目を集めることができます。例えば、ハロウィンやクリスマスなどのイベントに合わせた広告を配信することで、消費者の興味を引き付けることができます。

  4. ユーザーの行動に合わせる:ユーザーの行動履歴や購入履歴を分析し、適切なタイミングで広告を配信することで、より効果的なマーケティングが可能になります。例えば、ある商品を購入したユーザーに対して、関連する商品の広告を配信することで、再度購入を促すことができます。

以上のように、効果を得るためには、適切なタイミングで広告を配信することが重要です。また、タイミングだけでなく、広告の形式やコンテンツなども考慮し、消費者にとって魅力的な広告を作り上げることが必要です。

このような理論をもとに広告を見せられていたのかと、調べていて思わず感心致しました。
全部覚えきれませんでしたが、なにより知る事が大事かと思います。

お疲れ様でございました。

地球がへいわでありますように。



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