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日記|紙!紙!紙!

10月9日(水)

朝、猿荻レオンさんのnoteを読んだ。
毎日読んでいたのだが、毎日はこれで終わり。
猿荻さんのシーズン2が始まる。

いつも読んでは、感心したり感動したり大笑いしたり。
そして、「オレァこんなの書けない……」と落ち込んだりもした。

が、今朝、猿荻さんの記事を読んで、
私は「わーーー!」となった。
「わーーー!」である。
表現力が稚拙すぎる。

以前、どなたかが、猿荻さんの文章を読むと「自分も書きたい!」ってなると、どこかのなにかで言っていた。

そうなったのだ。私も。

午後、パートを終えてマックに寄った。
サムライマックを食べながらスマホを開くと、三毛田さんが創作を発表していた。
仕事中もそのことピリカを考え、でも夜は飲み会があって時間がないと、どこかのなにかで言っていたのに、ちゃんと間に合わせていた。すごい。
しかも面白い!

「わ、わたしも間に合うだろうか」

オレァ、創作なんて過去一度しか書いたことないし、自信もない。
それこそもう時間がない。
今日が締切日なのだ。

でもなんだか書かなきゃいけないような気がしてくる。
かされる感じ。
自分がこの企画に参加しようなど思ったことないのに。
読む専だったのに。

頭の中に紙吹雪が舞った。
紙飛行機も飛んだ。
フーッと息を吹き込み、紙風船まで作った。イマジナリー紙風船。

大河ドラマ『光る君へ』に出てくる、きれいで色とりどりの和紙も浮かんだ。
そこにしたためられる美しい筆文字のさまも。

美しく、やさしい紙。
儚くも強い紙。

辞書をペラペラとめくった。
その感触や音、匂い。
すべてイメージだ。

私の五感は紙に支配された。

が、全くもって物語など浮かばない。

あとひとくちのサムライマックが喉を通らず(ただお腹いっぱいになっただけ)、片付けをして店を出た。

それにしても味、濃かったなぁ。
最近、スーパーのお惣菜も濃く感じる。
知らぬ間に自然派志向になっているのかも知れない。知らんけど。

家に着いても紙のことが頭から離れない。
いろんな物語を脳内で書いてみた。
別れ、出逢い、恋、愛、夢、希望……。

どれも尻切れとんぼになる。  
脳みそがフル回転。
回り過ぎて空回りしている。

とりあえず打つ。
スマホを開いて打ちまくった。
途中、白ヤギさん黒ヤギさんの歌が流れた。
頭の中が騒がしい。

で、出来上がったのがこれ

美しく、やさしく、儚くも強い紙はどこへ行った?

夢、愛、希望とは。

おのれに対する大いなる疑問が残ったが、書き終えたこと、間に合ったことになんだかホッとした。

そして、とてもとても疲れた。
駆け込み乗車にはご注意だ。

しばらく離れたい。
毎日投稿なんて正気の沙汰じゃない。

が、読むのは楽しみ!
いつでも探しているよ
noteに君の姿を

あんなにイメージして、いざ出てきたものが全く予想外のもので若干自分で引いたが、猿荻さん、三毛田さん、その他大勢のnoterの方々にありがとうと言いたい。

素敵な文章は誰かの背中をも押すのだなぁ。


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