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ゴミ袋を装飾する人にはなりたくない

燃えるゴミには最低限のお金しかかけない

燃えるゴミは週2回。
それぞれの自治体のルールに沿って捨てる。
有料のゴミ袋に入れなくてはならない地域ではお金を出して専用の袋を買って捨てる。
生ごみなど人に見られたくないものを半透明の袋で覆い隠し捨てるのだ。

でもそれ以上にお金をかける人はいない。
いくら見栄っ張りでもゴミ袋に金・銀・プラチナなどで飾り立てる人はいない。

人間の中身もいずれは捨てさるもの

人間の中身は脳みそや内臓、糞尿など、気持ちの悪いものでいっぱいだ。
それを皮一枚で覆い隠し、衣類や化粧、装飾品で着飾り生きている。

ふと思う。
皮膚はゴミ袋であると。
人間は必ず死ぬ。
今の時代では長生きしてもせいぜい100年程度。
肉体はいずれ捨て去るものなのだ。

それなのに私たちは肉体をきれいにみせるためのお金を惜しまない。
化粧、エステ、装飾品、時には美容整形までする。

最期は燃えるゴミとたいして変わらない手法で焼かれるだけなのに。

わかっていても難しい

人に不快感を与えない程度。
TPO、マナーを無視しない程度。

頭でわかっていても難しい。
なるべく若々しい肌でありたい。
白髪は染めたい。
髪の毛に艶が出るとあれば試してみたい。

でもなるべく。
生まれてしまったから。
誰にでも訪れる老いを受け入れる。
病気になることも避けられないことを覚悟する。
そして必ず、絶対、100%、自分は死ぬのだと理解する。

ゴミ袋を装飾する愚かな人間にならないように。

サポートしていただけるなんて夢のまた夢、、。 でも桃鉄では「夢のまた夢カード」でいいことが起こったことがあったような気が、、、。 夢のまた夢を目指してゆめの夢子は頑張ります。