朝型と夜型はどっちがいいのか?

「朝型」「夜型」という言葉があるが、あなたはどっちだろうか?

僕は典型的な朝型だ。
契機は高校時代に「夜は12時になるまでには寝る」と決めて勉強だの遊びだのをしていたことだ。夜遅くまで起きられない分は、朝早く起きて学校に6時半前に登校し、朝のホームルームが始まる8時半までの2時間で補っていた。

さらにその後、家から電車で1時間半はかかる大学に通ったので、1限の授業に出席するには必然的に朝型にならざるを得なかったということ。実家生だったのでサークル活動をしてても、友達と酒を飲んでいても、終電の時間が来ると帰っていた。

思えば本当に真面目な学生生活だったと思う。
そういうことにしておいてほしい。
友人知人たちは絶対に鼻で嗤うだろうけれども(笑

学校生活や大学入試にスポットを当てて考えるのであれば、定時制などの一部の例外を除けば学校は基本的に昼間にあっているし、夜に行われる大学入試が無いことを考えれば、絶対に朝型の方が有利である。それは間違いない。と、今までそのようにずっと思ってきたし、根本的な部分ではその考えは今も変わらない。

しかし、僕の尊敬する札幌の国語科教員である堀裕嗣先生は「人間には朝の信者と夜の信者がいる」と仰っている。

夜の信者と朝の信者がいる。夜になると自分一人の時間がもてて、そこでは思考が活性化し、生産性が上がると信じて生きる者、それが夜の信者だ。朝の信者はその逆。僕は夜の信者生活をもう40年近く続けているけれど、これではいけないと思って朝の信者になろうとして成功したためしがない。
             堀 裕嗣 2018年5月16日 facebookの記事より 

これだと、僕は確実に朝の信者だ。
高校時代は早朝の職員室前の学習スペースの隅に一人で陣取って学習してたし、社会人になった今は早朝の誰もいない教室や職員室で仕事をした方が抜群に捗るし、良いアイディアも浮かぶ。人によってさまざまなのだ。

思うのは、朝の信者も夜の信者も、それぞれ他人に迷惑をかけないことと、何かしらの大きな舞台(例えば入試とか、例えばプレゼンとか)の時に最高のパフォーマンスを発揮できる状態に持っていけるのなら、朝型でも夜型でもいいのではないか。最近特にそう思う。結局、勉強の方法も仕事の方法も、他人に迷惑をかけない限りは人の数だけあっていいのだ。

ただし、成果が上がらなかった時に、それを柔軟に改善(改変・変更)していける、そういう強さが必要だということも、最後に付け加えておく。

この記事が参加している募集

オープン学級通信

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?