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妊娠初期一大イベント☆つわり【妊娠記録】

 2022年の夏の思い出は「つわり」の一言に尽きる。

 「つわりは人それぞれ」「全然つわりなかったよー」「つわりが悪化して入院した」「マックのポテト食べるとあっさり治るよ!」「出産するまでつわりで吐いてた…」

 情報が様々過ぎて全く参考にならなかった。ちなみに、私はポテトを食べたら吐いた。(元々脂っこいものが苦手だったせいもたるのだろう。)

 私は7月に入った頃からうっすら胸焼けが続いていた。

 まぁ、胸焼けくらいなら仕事には全然支障が無いやと呑気に思っていたが、7月中頃には食べづわりらしき症状が発生し、空腹が我慢できない。むしろ空腹で吐きそうになる。仕事中、何度か退席しバレないように使ってない会議室にこもり、メロンパンを食べていたことが何度かあった。

 そして8月、遂に吐きづわりが始まる。
 真夏の暑い中、吐きそうな気持ち悪さがなんとも辛かった。私は夕方から夜にかけてが体調が悪く、特に帰りの電車が地獄でしかなかった。マタニティマークは付けていたが、まだお腹も大きくない私は席を譲ってもらえた事はなく、気持ち悪さと闘いながら通勤していた。今思えばよく耐えられたなと思う。「本当にヤバい!」と思った時は途中下車し、駅のベンチで休む事もあった。

 また、匂いづわりもあり、夏の帰宅ラッシュの汗臭さも吐き気を助長ししんどかった。
 ちなみに匂いづわりは32週を迎えた今もまだ若干残っている。

 つわりの期間中は、食べられるものが全く変わってしまったが、辛い時期に食べられる物は救いだった。
 私の戦友ともいうべき食べ物たちを記録しておく。

  • セブンイレブンの梅のおにぎり(冷たいおにぎりなので匂いがなく、食べやすかった)

  • トマト味の料理(オムライスやナポリタン等)

  • 干し梅

  • ICE BOX(氷アイス)

  • トマトジュース

  • オレンジジュース

  • ポカリ

 酸っぱいもの、さっぱりしたものが私には合っていたようだ。特に真夏という事もあり、冷たいものが助かった。

 吐きづわりは2日に1度くらいのペースで吐いていた。疲れたりすると、食事を全部戻してしまった事もある。会社のお手洗いでも何度か吐いた。

「つわりは病気じゃないから」

 これは母に言われたひと言である。
 母も妊娠出産を経験した1人では無いのだろうか?この言葉をかけられて私はひどくガッカリした。妊娠経験者として共感してもらえるかと思ったら1番かけて欲しくない言葉が飛んできたからだ。

 この言葉は妊婦にかけてはならないひと言である。つわりが軽かろうと重かろうと、しんどい事には変わりないのである。

 「つわりは病気じゃないから、仕事くらい頑張れ」なのか、「つわりは病気じゃないから、思い悩むな」なのか…どちらにしてもつわりで苦しむ人には不快な言葉でしかないのだ。
 励ましの意味で使ってるとしてもやめた方が良い。
 すでに妊婦は頑張っているんだ。つわりの辛さと、お腹の子が無事かどうかの不安とか…表に出さなくても、常に不安でいっぱいなのだ。

 この時期、私の夫が発した爆弾発言もここに残しておこう。

「つわりっていつ終わるの?」

 知らんがな。私が1番知りたいよ…。

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