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街歩き(川越霞ヶ関商店街)

マニアという訳でもないのですが、私は元々商店街が好きです。スーパーなんかも、知らない街で発見すると必ず入ります。何故か理由は分かりません。実はあまり分析したことはありません。でも、子供の頃母と一緒に商店街を買い物に歩いた記憶は楽しいです。きっとそんなところからきているのでしょうね。

東武東上線の川越駅から下りで二つ目でしたっけ。どうやら霞ヶ関という地名はあちこちにあるようです。私は実はこの街とは昔多少の縁があったのですが、訪れるのは久しぶりです。ここに、古くて割と大きな商店街があります。

霞ヶ関駅前

何となく好きな一角です。こういう造りって割と好みです。この駅前は適当なよせ集めでできたみたいでちょっと面白いです。通りが斜めだったり曲がっていたりで。

松屋

駅前の松屋。実は八年ほど前にブラッとここを訪れました。母を入院させてひと息ついたら何故かどこでも良いから行きたくなってここへ来ました。そのとき昼食にここを利用したのですが、知り合いの主婦と声も姿もそっくりな人が居まして、いつからここで働き始めたのかと思ってよく見たら別人でした。

しかしその働きぶりはまことに愛想よく見事で、主婦のパートでしょうが、こういう明朗な働き方をする人も居るのだなと感心しました。八年前ですからもう居ないでしょうし、こっちも血糖値が高くなって外で定食は食べなくなりました。松屋の焼肉生姜焼きは結構好きだったのですがね。

人気のない通り

暑いのであまり人は居ません。二階建ての集合店舗が多いみたいです。

右の階段を上ってみたいと思った一角
やきとりひびき

やきとりのひびきがあります。ひびきは何年か前に倒産していますが、店は元気にやっているようです。ここではありませんが私もよく利用します。今はグループ関係はどうなっているのでしょうね。ひびき庵とかキッチンとかただのひびきとか色々あるみたいです。

居酒屋ビル

居酒屋が多そうです。二階のやきとり屋さんはあそこが入り口なのかな。

あっちの雰囲気のドリンク屋さん

何故かインドベトナム周辺に関係する店が多い。以前来た時はそんなだったかな。

本場とあります

血糖値が高くなければ一度入ってみたい雰囲気ではあります。名前はジュンタラ。凄い名前ですが、どういう意味でしょうね。

某画廊喫茶で

商店街へ行く道の脇をちょっと入ると画廊喫茶があって、大昔ですがここで何度かグループ展をやったことがあります。ちょっと話をすると店主は私を思い出しました。遥かな昔です。

店主は当時の写真をアルバムに貼って保存していました。展示をやった人たちは全て記録しているのですね。もっとも画廊はどこでもそうでしょうけど。たまたまその時も展示がありまして、上の絵はそのグループを教えて居られる先生の絵だそうです。木炭と水で描いているようです。立派な作品だと思いますね。

思い出のファミレス

展示の帰りに何度か立ち寄ったファミレスです。当時のままだそうです。商売長持ちしていて結構なことです。

霞ヶ関商店街入り口

いよいよ商店街の入り口にきました。私たちは霞ヶ関商店街と言っていますが、本来は角栄商店街と言うそうです。角栄というのは不動産屋さんで聞く名前ですが、関係あるのでしょうか。もろに昭和が漂う雰囲気です。

庇のある風景

どこの商店街もそうですが、ここもシャッター通りです。歩道に庇がある感じって好きです。特にコーナーになっているところがですね。

真っすぐな商店街通り

通りには車がそれなりに走りますが、人影はあまりありません。賑わっていた当時はどんなだったでしょうか。夕方に灯りが灯って買い物客で賑わう。そんな光景が楽しかったのですが。

西部劇を思い出します

寂しい雰囲気ですが、砂漠からいきなり街が現れる西部劇ってこんな感じじゃなかったかな。

八百屋さん

宅急便の幟が横になっています。暖簾みたいですね。二階は暑そうですね。それこそエアコンのない昭和ではどうだったでしょう。想像を絶したのではありますまいか。

駅へ戻ろう

以前通った時にこの辺りのディスカウント店でドライヤーと何かを買った覚えがあります。老夫婦の店でした。ドライヤーは今も使っています。パナソニックです。実はあまり熱が出ないので合格品ではない可能性がありますが、それ程不自由はありません。1200円でした。

看板

子供たちも商店街を何とか盛り上げようとしているのね。

薄い建物の居酒屋

薄っぺらい建物は個人的に割と興味を惹かれます。手前の入り口が面白いのですが、カラオケ屋さんだったようです。他は営業しているのかな。内部はどんな感じなんでしょうか。

東京国際大学

あちら系の店が多いのはこの大学の関係だそうです。留学に沢山来ているのでしょう。昔はこんなに大きかった印象はないですね。

入り口の階段

こういう入り口は割と好き。ちょっと怖いかも知れませんが。穴倉的雰囲気が好きなんでしょうねきっと。

カラオケ店の壁

壁の向こうから元気なカラオケが聞こえてきます。来た時から聞こえていました。帰りにも聞こえている。元気なところは元気。でも店はあの辺系です。客というより、自分たちで飲んじゃってるんじゃないですかね。

駅前のアーケード

戻ってまいりました。写真貼るの疲れました。アーケードもあって悪くはないです。脇の店のなかで髭を生やしたハッサンとかアリモセンとかの名前を付けたらピッタリのインドアラビア系のオヤジがくたばっていました。レジの横で虚ろになっていましたね。よく似たオッサンが訪ねてきて、元気出せよとか言っているみたいな感じでしたが、ピクリともしませんでした。暇なんでしょうね。

という訳で、あまり時間もなかったし、何しろ暑いのでもうちょっと遠くへ行ってみたかったのですが体力がありませんでした。他にも一応の商店街があれば行ってみたいと思っています。

街は割と大きいなと思っていたのですが、ここは川越市内なのですね。居酒屋が多いので通の間ではちょっとばかり知られているかも知れません。

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