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「はじめに」の執筆、冒頭部無料公開【ブログ電子書籍化2】

こちらは幸田夢波のブログを電子書籍化するまでの道のりを書いたnoteです。
電子書籍化が決まった経緯はこちらのnoteをぜひご覧ください。

さて、前回とりあえず本の目次にあたる部分と、それぞれ1章あたりブログ5記事っていうのが決まって文体直しが始まりました!

やっぱブログは読者におしゃべりするような気持ちで書いてるから、ブログをそのまま本にするわけにもいかないよねぇという経緯です。

それはそれで毎週末のミーティングラジオまでに仕上げるってことになったのですが、
それと並行して別のことも詰めていかねばならず、ならば本にするのに必要になってくるのはやっぱり本の表紙だよね!となりました。

表紙決めよ〜!ってそもそもタイトルは??

ミーティングラジオの中で表紙決めるぞ〜!ってなってラジオ内で色々案出しが始まりました。

まずは声優関連の本の表紙を見ていって参考にします。

声優について色々調べていらっしゃる方なら、一度は見たことがある表紙なのではないでしょうか。

次にブロガーさんたちの本の表紙。

こちらはこちらで、ブログ界隈の方はわかる方が多いんじゃないかな笑

こうしてジャンルごとに表紙を見てみるとかなり方向性が違うなと感じますね。声優業界はゴシックで迫力ある感じブログ界隈はまるっこい文字でポップな表紙が多いように思います。


そんな話をしていたところ…

「デザインは外注するんですか?」と質問してくれたメンバーさんがいましたが、今回は全部サロンの手作りで行こう!って思ってます。

ちなみにこの質問をしてくださったメンバーさんは元書店員さん。きっとサロンの中で誰よりも本の表紙を見てるはず…!

改めてサロンって色々な背景の人がいて楽しいです笑

そして表紙についてある程度話したあとに「そういえばタイトル決まってましたっけ?」っていう一言で私たちは戦慄します。


あ、タイトル決まってなかったwwwwww


ということで表紙よりも何よりもまずタイトル決めからですねw

タイトル決めようにも全体像とかコンセプトがわからないとタイトル案も出しにくいかな、と思い、とりあえず「はじめに」の部分を私が書くことにしました。

どういう本なのか、っていうのを書いてる「はじめに」があれば、みんなもタイトル案出しやすいはず!!!!

「はじめに」をざっくり執筆、みんなで修正し作り上げていく

ということで後日ざっくり「はじめに」を書いてみてディスコード(サロンを運営しているコミュニティツール)に投げてみました。

そこででた反応がこちら。

「はじめにで読者層が見えてこないのが見えてこないですな。
元々のブログ読者に読んでらう内容ですか?
はじめにの2段落目くらいに対象読者に刺さる質問を書くと解像度が上がるのかなと思ったりしたしました。
「突然ですが、声優を志望しようと思っているひとで〇〇って知らないひとはいませんか?」みたいにすると〇〇を教えてくれる(であろう)この本は私が読むべき本だ!ってなるようになりますね」

このリアクション受けてすぐ修正した!冒頭に「こう思ってませんか?」っていう疑問おくのはいいですよね。やっぱ文章は掴みが大事。

「さっき読み終わりましたー!
文章に引き込まれちゃう。
続きが早く読みたい。」
読みました 名著ですね…

褒め褒めしてもらえるとテンションもあがるので頑張れる。

「お話」「お話し」のくだりで思ったけど、
仕上がり直前くらいのどこかでまとめて推敲ラジオした方が良いかも?
たとえば「頂く」「いただく」の漢字開きの統一とか、数字⇔漢数字の判断とか、書籍にするなら気をつけたいところが結構ありそうだなーと
仕事で校正したことはあまりないけど気になっちゃうます😷

あ〜〜それな〜〜〜

書いてるとついつい勢いで走ってしまうんだけど、文字ってそういう細かいところ、自分も読者だと気になります。

校正さんってほんとすごいよな。

常識というか、一般的なイメージを羅列して、それだけではありません!みたいな流れもありなのかなぁと思ったけど酔ってるからわからない

酔ってた。


世に出す前にサロンのみんなに見てもらってこうして試行錯誤していけるのは楽しいです。

最近のネット界隈は窮屈に感じることも多いですが、サロンのみんなとこういうやりとりをしている時、インターネットの良さを存分に味わってる感じがする。

ということでまだ加筆修正をするかもしれませんが、「はじめに」の分の冒頭部を一部無料公開します!

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はじめに

声優になるためには声優養成所に行かなきゃいけないと思っていませんか?

・声優を目指すならまず専門学校
・その後声優養成所に入所
・声優事務所の所属オーディションを受けて所属
・事務所からデビュー
…という道のり。

ここに疑問を感じない人がとても多いですが、別に専門学校にも養成所にも行く必要はありません。養成所に行かないまま事務所に所属してデビューされた方もいるし、フリーランスのままどこにも事務所に所属しないで今日もバリバリお仕事をされている方もいます。

ちなみに声優は若くないとなれないと思っている方も多いですが、還暦まで別のお仕事をされていて、そこから声優デビューされた方もいます。

これは私が声優業界に入ってからお知り合いになった方々です。

声優のことをネットで調べると「おすすめの養成所ランキング!」とかよく出てくるんですけど、そもそも養成所に行かなきゃいけないなんて決まりはないけどなぁ?と私は思うのです。

というか、「おすすめ養成所ランキング」というのはそもそもサイト運営者が声優養成所を紹介することでお金をもらっており(広告費もしくはアフィリエイトという形で)、養成所を紹介するサイトが充実しているのも結局はビジネスだったりします。

私もブログを運営していると「養成所を紹介してください」というご依頼を多くいただきます。私も全ての養成所の中のことを知っているわけではないので、安易に勧めるのは誠実ではないと思い、全て丁重にお断りしています。

もちろん養成所に行って基礎を正しく学びたいという方はそれで良いし、養成所そのものを否定するつもりはないのですが、「養成所に行かない」という選択肢を持っていても良いんじゃないかなと思います。

「行かなくても良いけど行く」と「行かなきゃいけないと思って行く」にはあまりにも深い、大きな隔たりがあります。

そして声優業界はそういうことがちょっと多いな、とも思います。

どうか現実的な情報を沢山仕入れて、たくさんある選択肢の中から自分が選びたいと思った選択肢を選んで欲しい。
言われるがまま、周りに流されるまま、若いうちにできることを色々我慢して時間やお金を浪費して欲しくない。

ここで少しでも「自分もそういう部分があるかもしれない」と思う方に、ぜひ本書を読んで頂きたいです。
〜〜〜〜〜

続きはぜひ本書にて!

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