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自己肯定感が低いと陥りやすい大きな2つの問題、オーボエ吹き(私)の場合

こんにちは、ウチダユメミ(@yumemi_uchida)です。
4月13日から毎日note更新してます。

主に、
自己肯定感のこと、
毒親サバイバーのこと、
生理痛対策のこと、
ぶどう農家のこと、
音楽する人の身体と心の関係のこと、、、などなどを
ミックスしたりして書き綴ってます。

今日は音楽する人の自己肯定感の話。

自己肯定感、自分ではずっと高い方だと思ってました。
でも、実は、自分の自己肯定感は低いんだと気づいてから、
苦しく、生きづらかった過去の謎がポロポロを解けてきました。

自己肯定感が低いと陥りやすい問題、
私の場合だけかもしれませんが、
誰かの参考になるか分かりませんが、
今、思い返すとかなり問題なことが多数なので
ちょっと挙げてみます。

楽器やリードのよりも自分のせい

上の見出しの通り、
楽器が鳴りにくい時、
リードが鳴りにくい時、
「自分が悪い、練習不足、持久力の無さ」で片付けてました。

自分のせいの時もあるのだけど、
全てをそれにしてしまうと、、、
楽器の不調に気付かないし、
リードの研究がおろそかになる。

自分ができてないのに、
楽器のせいにしてるようで
リペアマンさんのところに行くのも億劫になってた。

練習時間マウンティングするようになる

自分の軸がなく、思考停止状態で
練習に向き合ってしまった時代があります。
とにかく、練習時間を稼ぐことばかり考えてた学生時代。
姿勢が悪いまま、10時間、楽器を吹いてた。

オーボエが上手にならない上に
背骨がまがり、ヘルニアになりました。

いつだか、ダルビッシュ有選手がこのようなツイートをしてました。

まさにこれ。
頭を使わずに練習時間だけで満足感というか、
「練習やった感」を満たしてた。

今思えば、演奏時の身体の使い方も間違ったまま
全く頭を使ってなかった。
それもまた、
当時ついてた先生の練習の方法を真似しただけだったのだ。

たとえば、
運指が難しい箇所をゆっくりから間違えずに10回ずつ吹く、とか、
エネルギー配分を知るためや体力維持のためにひたすら一曲通す、とか。
(そういう練習も必要です)

一見、自己肯定感の有無は無関係に思えますが、
この思考停止状態、
自己肯定感の低い人間、特有の「失敗への恐怖」
だから思考せず、
短絡的に「自分の練習不足」だけのせいにしてしまう。

探究もせず、
観察もせず、
思考もしない。

観察してみたら、
楽器の調子が悪いせいだったかもしれない。
湿度や気圧を調べてみたら、低気圧でリードが変化したから他のリードに変えてみた方が良かったかもしれない。

この練習が指のためなのか、呼吸のためなのか、姿勢のためなのか、
考えて練習に取り組んでたら
もっと練習時間は短くて済むかもしれない。

自己肯定感が低いせいで
頑なに「自分のせい」だからひたすら練習するのはナンセンス。
自己肯定感が低いゆえに
そんな無意味な練習で稼いだ練習時間でしか
他人に対してマウンティングできない。

上手にもならないし、
なんも良いことない。

身体の使い方を考えて、
効率の良い奏法で練習したら
体も痛めないし、心も痛めないし、
時間の有効活用ができるよ、と
学生時代のあの日の自分に伝えたい。。

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