【小説】白い脚【後編(完)】
お互いの躰の事はよくわかっている。
ここ3ヶ月、婚約破棄のショックで仕事もやめてしまい今は週に3回のアルバイトが私の仕事だ。
その間、拓己の家を行ったり来たりする間、何度となく躰を許していた。
拓己が私の中に指を入れて良い所を刺激する。
拓己の躰のたかが指一本、そんなわずかな一部で私の躰は言う事を効かなくなって、腰を浮かしてしまう。
避妊具を使った相手にもこんな風に強く快感を与えて楽しんでいたのか。そう思うと無償に腹立たしくなり拓巳の首元を強く押さえて深くて長い口づけをして