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コロナがおわっても劇場にお客さんはこない

今回も(?)主にフォーシーズンズを想定しての
記です。

他の興行主のミュージカルも観るけど、やっぱり1番身近で連想するのがFSなので。(長いので以下フォーシーズンズ→FS)

どうしてもコロナによる世界の変化で、毎日いろんなことを考えてます

色々書きたいなと思ってても、
ちゃんとした文章にしなきゃなーとか、
データ探さなきゃなーとか結局めんどくさくて後回しにしちゃうので、以上のようなことは忘れて、てきとーに書いてみようと思います
(ざっと作ったので画像も変だね)

コロナが終わったら。この感染症がおさまったら。ミュージカルへの需要は爆発するのではないか。
そんな声があります。
私もそう思ってました。

だって現に、ミュージカルオタクたちは必死にゲットして半年も前から楽しみにしてたチケットが水の泡と消えましたし、
好きな俳優さんも観られなければ劇場すらも閉じられてしまう。おまけにいつ以前みたいに劇場に行けるかわからない。
観たい。ミュージカルを観るのが何よりの楽しみなのに。

そりゃ、再開されたら、オタクは『よっしゃぁ〜〜(´;Д;`)やっと観られる〜』『推しは推せるうちに推せだァ〜』となりますよね。
私だってなります。ミュージカルを観るのが何よりの喜びなので。

この予想でいくと、オタクの需要は確かに盛り上がりますし、チケットも売れるかもしれません。


はい、ここまでは楽観的なお話。

コロナで世界や人間の行動がいまどんどん変わってきてますし、これからも変わるでしょうが、劇場に関わるところでいうと私は1つ危惧していることかあります



オタク"以外"にチケットが売れない時代の到来

コロナのおかげで、人間の衛生意識みたいなものがグンっと上がりました。

例えば

人混みの映像をみるとゾワっとする。
買い物に行って物を触ったから帰って早く手を洗いたい。
つり革を触りたくない。
子供を喚起の悪いところに連れて行けない。
社員に無理にオフィスに来てとは言いづらい。

他にもたくさんあるでしょう

FSの公演にはたくさんの団体さんが入っていますよね。
修学旅行生、芸術鑑賞、企業の福利厚生、
デパートの優待会員向けのプラン、
各地方旅行会社からの観劇ツアー、
生協、、、

チケット予約する際のカレンダーなんかみてると、よく※A席に学生団体あり とか書いてありますよね。シーズンになるとほぼ毎日書いてあります。貸切もありますね。

そう、この人たちです。この、FSにとっても
一定の割合を占める、この大切な団体のお客さま。

この方たち、これからFSのチケット取ってくれますかね?

・1年以上先の
・どんな感染症が流行ってるかわからない
・人との距離が近い
・人が密集する空間
・様々な地域から人が集まる空間

こんなところに、学校の先生、管理職は学生を連れて行くでしょうか

コロナで何ヶ月も閉鎖された、政府から真っ先に自粛しろといわれた劇場です

実際多くの団体が払い戻しやイベントの取消になったでしょう(中止期間はもちろんのこと、公式に既に5月以降の団体公演中止のお知らせでてますね)

そんなところに、自社のイベントとして
決定・投資するでしょうか。


こんなふうに、私は"オタク以外"の需要は恐ろしいほど減るのではないかと危惧しています

売上どのくらい減るんだろうね

これは団体客だけでなく、
『ミュージカル?一回は観てみたいと思ってるんだよね』の一般のお客様にもあてはまるでしょう

たしかにミュージカルが大好きなオタク(私のような人)たちの需要は復活するでしょう。

しかし、"それ以外"のお客さんのことを考えなければなりません。

だってミュージカルファンだって頭打ち。
少子化の日本では、
いかに"それ以外"のお客さんを取り込んでいくかが命取りなのではないでしょうか

以上。
まとめとかもないけどそれは最初に書いた理由ということで。




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