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日商簿記3級 最短合格法

こんにちは講師の井上です。今回はゆめしま未来塾で開講している日商簿記講座の最短合格法についてご紹介します。資格試験の中でも特に人気ですよね。なんと!調べたら毎年30万人も受験する資格。簿記の資格は比較的取得しやすい3級から日本3大難関資格と言われている公認会計士まで続いているキャリアに応じて出世できる資格という一面もあるからかもしれません。また、お金を扱わない組織はないと言われるぐらい簿記は大事、もっともつぶしの効く資格というのもその理由なのかもしれませんね。今回はたった2週間で合格した筆者が東大式合格法!?を伝授します。

1:日商簿記 コンピュータ試験 ID登録

まずはこちらでID登録。3日前までに空きがあればいつでも受けられますから、受験日を一番最初に決めてしまいましょう目標に期限を設けること。これが合格の第1歩目になります。会社のお金にある程度詳しい方なら3週間後、一般の社会人なら1か月後、大学生なら1.5か月後、高校生なら2か月後ぐらいが目安になります。

2:資格の概要をつかむ

「そもそも簿記ってなに?」「なんか人気の資格みたいだけど、、、、」っていう人はここからになるかと思います。その時にしてはいけないことは、「本屋さんにいって、書籍を買うこと」これはしていはいけません。筆者も経験ありますが、これをすると、ほぼ最初の数ページで挫折してします。では、どうするか、「まずはYoutubeで「簿記3級」と検索」し、概略を伝えている動画を2~3本見てみましょう。1.5倍速で。例えば以下の動画などはいかがでしょうか。わかり易くまとまっていますので、まずはここからスタートしてみましょう。


3:過去問を分析し、戦略を練る

資格の概要がつかめたら、次は合格までの戦略を練りましょう。3級は大問が3つに分かれています。大問1から順々に見ていきましょう。

大問1 仕訳問題 15問 配点45点 ⇒ 目標点数 39点 時間配分 12分

いきなり練習問題から進めましょう。こちらに重要仕訳100問がありますので、一問、一問、解答を見ながら解きましょう。こうするのか。。で良いです。100問実施すれば慣れてきます。わからなかったら、解説を読みましょう。この繰り返し。理解してから問題を解こうとしないこと、逆です。問題を解きながら理解しましょう。

大問2 勘定記入、伝票、商品有高帳、用語、証憑、補助簿
配点20点 ⇒ 目標点数 10点 時間配分 12分

簿記3級の一番癖のある大問です。何が出るかわからない。しかも超簡単な問題もあれば、難しい問題もある。特に勘定記入は難しいので、それ以外をまずは抑えましょう。以下の動画に各種問題の解説があるので、勘定記入の箇所は後回しにして、それ以外の理解を深めていきましょう。

大問3 決算問題 配点35点 目標点数 21点 時間 30分

要の決算問題ですね。8~10程度の未整理事項が出てきますので30分ぐらい時間を要します。ポイントは未整理事項がそれぞれ独立していないこと。
よくあるのは以下の3点。

  • 売掛金の増減が貸倒引当金の計算に影響が出ること

  • 仕入の返品が、売上原価に影響が出ること

  • 備品の仕訳漏れが、減価償却に影響が出ること

上記3点に注意しながらすすめていきましょう。
また、大問3は部分点ねらいを心掛けること。当期純利益まで追わなくてよいです。余裕があればでOKです。当期純利益まで追うと正確に電卓をたたく時間も要します。それよりも確実に部分点を拾っていきましょう。

4:実戦 コンピュータ試験にトライ

十分に演習が積めたら、実際にコンピュータ試験にトライしてみましょう。こちらのサイトで無料で体験できるようです。3回分体験できるので、慣れれば、本試験でも焦らず、平常心で解けるようになると思います。

最後に

大げさなタイトルを付けましたが、あらゆる試験に共通していることは、

いついつまで合格する」とまずは目標設定をしましょう。そして、全体の概略をつかむために、2~3本動画を見ましょう。次に過去問を分析して、問題の形式、目標点数、時間配分のイメージをつかみましょう。それが出来たら練習問題から開始。わからなかったら解説を読みましょう。

ということで、資格試験は合格すると自信につながるし、次への意欲向上になるので、頑張って合格を勝ち取っていきましょう!


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