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神様の世界史64 預言者ノア その5

久しぶりの投稿です。

しばらく、やる気がなくて書けずにおりましたが、
何とか、チラッとやる気が出てきた気がする(?)ので
『神様の世界史 預言者ノア編』
書いていこうと思います。

       
今まで何を書いてきたんだっけかなあと思い、
以前書いた記事を読み返してみました。

フムフム、なるほどなるほどと深く納得、そして感嘆(!?)までしながら
一気に読み終わりました。
時間にして約5分位だったでしょうか。
読むのってホント簡単なもんですよね、書くのは大変なのに。
これって料理と全く同じで、
作るのに何時間もかかるのに、食べるのは5分や10分ぐらい、ってやつですよ。
「マジでもう、イヤになっちゃう。」
という台詞が出てきそうですが、、、、いや、いや、 
何をおっしゃる!(お前が言うてるんじゃ!)

今は、あの”預言者ノアさん(平安あれ)編”であるはず。
彼は、数多く存在していた預言者と呼ばれる人々の中でも
5本の指に入る位の超エリートな預言者さんでしたよね。
どうしてそうなのかといった理由はたくさんあると思いますが、
その一つに”忍耐強さ”というのがあるのは、まぎれもない事実でしょう。

なぜなら彼は、
950年という長ーい年月の間、一日も休まず
人々に「唯一の神だけを拝みなさい」と言い続けた人なのです。
忍耐強くなければ、そんな事やってられませんよ。

ですから、
私も、記事を書くのに時間がかかるだの、
ごはんを作るのに、何時間もかかるだの、
うちの子供達はそれを噛まずに5分や10分で食べるだの
といった文句を言っている場合ではないのです。
忍耐、忍耐。
神様は
"忍耐する者と一緒にいらっしゃる”
と、クルアーンの中でおっしゃっているではないですか。

しかしながら、
残念なことに、、

忍耐をしても、または努力をしても
必ずしも自分が望むようにな結果が、
待っているわけではないんですよねー。(悲しい)

ノアさんも、950年という長い伝道期間であったにも関わらず、
彼を信じた人というのは、びっくりするくらい少数でした。
今の世の中で例えてみると、
一か月の間に、一つも契約を取れなかった営業マンのようなものです。

しかし、しかし
にもかかわらず彼は、
営業部門のトップという地位を得て、長きに渡り賞賛を得ているような人なんです。

どうしてか???

それは、
神様が、いつだってちゃんと見ていてくれているから、、、なんです。
彼の頑張りと努力と、そして忍耐、
そして神を信じる力、色々なものが認められたからなんですねえ。
私達の頑張りって、結果として表れてくれなくても必ず、必ず報われるんです。
それが生きている間ではないかもしれませんが、
死んでから、では絶対です。

しかし、
いくら良い結果が出なくてもいいやと言って、
なんでもいいから、がむしゃらに何かをやるというのは、
あまりお勧めできませんよねえ。
人生ってびっくりするくらいに短いし、
いつ終わってしまうかも分からないのですから。
そんなにも短く儚い、そしてとても大切な自分の人生を
無駄に使うのはもったいないと思います。

もし、
何かに頑張りたいと思う気力があるのなら(私はないですけど)
それが正しい事か、そうでないかというのをチェックしていただきたい。
そして、その正しい事を行う自分の意思というのも、チェックが必要です。

この2点さえ、ちゃんとしていれば、もうそれで大丈夫。
自分の一生をかけて、努力をするに申し分ないはずです。

歴代の預言者さん達も、全員
「人々を神様の道へ戻す」という大義を授かり奮闘努力していました。
そして、それを行う意思というのは、
あくまでも神様にその行為を受け入れてもらう為だけ。
地位や名声、そして金銭を得るために行ったわけではありません。

「正しい事を正しい意思で行う。」

そのような行いに対する神様からの報酬が悪いわけないではないですか。
クルアーンの中で、神様もこうおっしゃっています。

『善いことへの報いは,善いことでなくて何であろう。』
(クルアーン55:60)

続いて
以前の記事を読んでいて思ったことが、もう一つあるのですが、、、。

それはですねえ。
ノアさんのお名前なのです。
日本語や英語では、ノアで良いのですが、アラビア語では
ヌーフになるんです。
そのことを注意書きするのを、すっかり忘れておりました。
クルアーンからの引用箇所には、”ヌーフ、ヌーフ"と出てきていて、
皆さん、????になりませんでしたか。
なりましたよね。
(申し訳ない)

さてここからは前回のコピペになります。

しかし、そんな忍耐深いノアでしたが、
ある日、神様にこうお願いをするのでありました。

『ヌーフは(祈って)言った。
 「主よ、不信心な居住者を誰一人として地上に残さないで下さい。
  もしあなたがかれらを残されれば、かれらは必ずあなたに仕える者を迷わせ,
  また罪を犯す不信心な者の外、生まないでしょう。』(71:26-27)

これは、読み方によっては、残酷な祈りにも見えますが、そうではないんです。
この祈りは、とても悲しい悲しい祈りであると思います。
祈っているノアの、悲しそうな顔が想像できるではありませんか。

そのノアの悲しい祈りを、神様は受け入れられました。
そして、ノアに対し、このように啓示されました。

『ヌーフはこのように啓示された。
「既に信仰した者の外は、もうあなたの民は信仰しないであろう。
 だからかれらの行いに就いて悩んではならない。
そしてわれの目の前で,啓示に従って方舟を造れ。
 また不義を行う者のために(この上)われに願い出てはならない。
 かれらは溺れ死ぬであろう。」』(11:37)

次回から、ノアの方舟作りが始まります。
これがまた結構大変そうで、
いや、ホント、神様から選ばれた預言者さん達って大変なんですよね。

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!

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