神様の世界史53　死んでからも増える善行と悪行

毎週、私が発行しているメルマガ記事を
gooブログの方に"コピペ"をして投稿。
その後、こちらのnote にも同様の方法で投稿しています。
しかし、
なぜか先週は、gooブログの方は最後の2行くらいだけが、
申し訳なさそうにチョコンと載っていただけでした。
多分、コピペが上手くできなかったのでしょう。
コピペは、私の得意技だったのに、どうしたのでしょうか。
その上、その事に気付くのに、ナント2-3日もかかってしまいました。
最後の2-3行だけを読んでいたgooブログ読者の皆さん、ごめんなさい。

ただ、面白いことに、その間
ページビュー数がいつもより増えていたんですよ！
イヤー、こうやってページビュー数って上がるものなのねー。
楽でいいわねえっと思った次第でありますが（どうしてそうなる？）
これからは、ちょっと気を付けていきたいと思います。
気を付けるのに、2-3秒もあれば十分だろうと、先週の記事で書いたばかりだというのに（汗）
お恥ずかしい！

こんにちは、ファーティマ松本です。

もう、ラマダンですね。
時の経つのは、本当に早いです！
このラマダン中に、断食やら、ラマダンの凄さ！みたいのを
書けたらなあと思っています。

では、例のごとくカビールとハビールの話に戻りましょう。

弟を殺してしまったカビールは、人類史上初の殺人者になってしまいました。
これって、
めちゃくちゃ”やばい”事なんですよねー。
「人を殺してしまったんだから、そりゃやばいっしょ。」と思われるかもしれませんが
いや、いや、
そーんな生優しい”やばい”ではありません。
かなり、かなり、かなり”やばい”のでございます。

これが先週から続いている”注意点のその2”にあたります。

預言者さん（平安あれ）はこうおっしゃいました。
「誰でも、人に良い事を行うよう導いた者は、その人と同じアジュル(善行)を得ることが出来る。

つまり、もし、私が誰かに
「これ、これ、こういうことをやるといいよ。」と言ったために、
その人がその”良いこと”をするようになったとしたら
その人が、善行を行ったと記録されるのは当たり前ですが、
それだけではなく、私もその善行ポイントを（丸々）頂くことが出来るのです。
（ラッキー）
そして、
私にその良い行いを教えてくれた人、というのもいますよねー（多分）。
その人も、同様に善行ポイントを頂ける、というわけです。

例えば、
礼拝の仕方を私は、子供達全員に教えました。
その為、子供達が礼拝をするたびに、私も善行ポイント（アジュル）を頂ける。（ラッキー）
そして、
私に礼拝の仕方を教えてくれたのは、うちの主人ですから
私が礼拝をする時や、子供達が礼拝するとき、彼もまた善行ポイントをもらえる事になります。
また、
うちの主人に礼拝を教えた人は、主人と私とうちの子供達全員が礼拝をした時に、やはり善行ポイントが
もらえるといった感じです。

そして、礼拝の仕方というのは、元をドンドンたどっていけば、必ず預言者さん（平安あれ）に戻っていくわけです。
ですから、預言者さん（平安あれ）の善行ポイントというのは天文学的数字になります。
亡くなった後もドンドン増えていくのですから、いいですよねー。

でも、これは預言者さん（平安あれ）だけに限った話ではありません。
誰だって、死んで何もできなくなった後でさえ、善行ポイントが増えるようにすることは可能なわけです。
ですから、どんな小さな良いことでも馬鹿に出来ません。
ちょっとした「これこれをした方がいいよ」といったアドバイスが
もしかしたら、ものすごーーーい大きな善行になって帰って来るかもしれないのですからね。
という事で、、、、
「ラマダーン中は、断食した方がいいよー！」
「今までの罪が許してもらえるよお！」
と言ってみました！！
（皆さん、やってくださいねえ(´∀｀*)）

さて、さて、善行がどんどん増えていくのはウエルカムでありますが、
反対にもし、自分が何か悪い事をやり始めたとしたら？
そして、それを誰かが”真似て”やり始めたとしたら？
どうなっちゃうのおー？という事でありますが、
これは、、、
、、、ちょっと怖い結果になってしまいます。

ヌワント！

後に続いた人達の罪をも、被ることになってしまうのです。

例えば、
スシローの超迷惑行為、あれ、、酷いですよね。
最初の子(高校生？）の動画が炎上した後、同じような行為をして捕まった人、、いましたよね。
最初の子が捕まったのかどうかは、ちょっと分からないのですが、
捕まろうが、捕まらなかろうが、そんなことはもう関係ありません。
イスラム的見解では、
最初の子は、それを真似した人達の罪をも受けることになります。
なぜなら、あの子があんな事をしなければ、次にやった人達もやらなかったかもしれないからです。
だからと言って、後者の人達の罪が軽くなることはなく、しっかりと自分の行った事に対する悪行ポイントは
ついてきます。

そのことを考えると、
殺人をまず最初にやってしまったカビールは、その後に行われた殺人の罪を
全て受け取らねばならない、という事になってしまいます。

預言者さん（平安あれ）は、こんな事をおっしゃったそうです。

「どの魂も違法に殺されてはならない。
　アダムの最初の子供（カビール）は全ての殺人の罪を共有する。
　なぜなら、彼が初めて殺人を始めたのだから。」

超”やばい”ではないですか！！
彼の死後の殺人の罪を、カビールは全て負うことになってしまったというのですから。

殺人って、神様的に見たら、どのくらいの罪であるか知ってますか。
カビールが弟を殺してしまったというクルアーンの記述の
直ぐ後に、神様はこうおっしゃっています。

『そのことの為に、われはイスラエルの子孫に対し掟を定めた。
　人を殺した者、地上で悪を働いたという理由のなく人を殺す者は、
　全人類を殺したのと同じである。
　人の生命を救う者は、全人類の生命を救ったのと同じである。』
(５－３２）

「人を正当な理由なく殺すのは、全人類を殺すのと同じ」

だそうです。
最近は、よく人を殺してみたかったという理由で、全く知らない人を殺してしまう事ってありますよね。
私は、そういうニュースを見る度に、恐ろしいなあと思うと同時に
やっぱりゲームって良くない！思うのですが、
どうでしょうか。

ゲームの中って、かなり殺し合いをするんですよね？
ゲームの中であっても、人を殺して喜ぶのは、ちょっとーって思います。
また、アニメもあまりよくないですよねえ
最近は、戦いのないアニメなんてこの世にない！って感じですし。
ホントに、難しい世の中になってしまいました。

次回は、妬みについて書いてみたいと思います。

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように！

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