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建築士試験におすすめの製図用具

2級建築士、1級建築士、木造建築士と3つに分かれている建築士試験は毎年春先に受験申込が行われ、学科の試験を受験し合格したのち、設計製図の試験へと進みます。
設計製図の試験では、課題の設計図書の作成をするため製図道具が欠かせません。試験の限られた時間内で効率的に作業をするためには、道具選びがとても重要になります。
そこで、ゆめ画材おすすめの製図道具をご紹介していきます。初受験の人は必見です!

製図の道具選びのポイントは?

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便利だからと道具をたくさん用意しても、使わない道具があると作業台がごちゃごちゃしてかえって散漫になってしまいます。道具選びのポイントとして、

・製図に絶対必要な道具のみ
・製図の時間を短縮させる道具
・使いやすい、相性がいいもの

が欠かせません。また、普段使用しているものの方が書くスピードは早いので、新しい道具を無理に揃える必要はありません。

おすすめの製図道具

製図道具は好みが左右されますが、比較検討しながら準備しましょう。それでは、詳しくみていきましょう。

平行定規

スケールをすばやく確実に固定します。三角定規や勾配定規を使うときにもしっかり固定できますよ。3kg近くの重さがある平行定規は製図で使うもっとも大物のアイテムです。

平行定規 AP-A2 ブルー (A2判)

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図面の基線合わせも簡単に、8mmの角度調整ができます。図面を汚れから守る、フローティング機能があるので綺麗に仕上がります。

テンプレート・コンパス

テンプレート 建築士受験用定規 NO.140E

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課題要求の多い、10m、8m、6m、5mの内接円をテンプレート1枚に配置しています。コンパスを使わずに小さい円もサッと書けてしまいます。

テンプレート 建築士受験用定規 NO.140F

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こちらは必要機能を最小限に抑えたプレートで、胸ポケットにも入るコンパクトサイズになります。

SE 穂替 中継自在 (中コンパス)

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芯入りのコンパスなのでスリムなデザインです。プレートにはない、大きな円をキレイに書きたいときには便利です。

三角定規・匂配定規

定規はまっすぐの線や直角が書きやすい、厚みがあるしっかりした定規を選びましょう。
大きすぎず小さすぎず、試験会場に持ち込むのに便利なサイズもあります。

つまみ付三角定規20cm型 1/100・1/200目盛付

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30°60°の定規にはローレットツマミがついて持ちやすく、細部の作図にしっかりと固定しながら作業ができるので便利です。

三角定規 18cm×2mm 目盛り付き

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こちらは目盛りつきの三角定規ですが、目盛りなしの三角定規もありますよ。目盛り重視か、クリアに線を描きたいかは好みが分かれます。

勾配定規 フローティング付 22cm型 1/100・1/200目盛付

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スロープや屋根など傾きが必要な断面では勾配定規が活躍します。フローティング方式は図面を汚さず図面上での動きがなめらかです。外溝・配置図の寸法線まで1本で描ける22cm型。

三角スケール

寸法をチェックする時に便利な三角スケール。持ち運び便利な15cmのポケットサイズと試験のA2の図面をチェックしやすい30cmなどがあります。

三角スケール 建築士用 15cm

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持ち運び便利な15cmのポケットタイプです。

三角スケール セル張り 30cm 副尺付き

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こちらは副尺付きの30cmです。副尺なしの三角スケールもあります。

Point!副尺は両サイドとも側端から目盛りが刻まれており、余白箇所のため本尺では測れないところに便利です。また、本尺と併用すれば垂線が連続的に測定できます(副尺目盛り5cm)。

そのほかこだわりたい便利なアイテム

製図試験で使うアイテムは、まだまだあります。身近にあるアイテムですが、製図用はつくりがより繊細で作業がはかどりやすくなります。

製図用ブラシ

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綺麗に消しカスが除去できないと困りますね。ブラシを使うと素早く綺麗に仕上げられます。作業面を気持ちよくリセット。

メッシュ精密字消板

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細い線や文字の位置を確認しながら消去作業ができます。仕上げ間際に特定の線のみを綺麗に消したいときに。曲線や円の消去にも便利です。

使いやすい消ゴム

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消しゴムは何でもいいかもしれませんが、綺麗に消せて使いやすい、角が多いものを用意すると便利です。

製図用シャープペン

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シャープペンは製図用のものがあります。普通のペンと違い、ペン先がぐらつかずに真っ直ぐな線が書きやすいです。
シャープの芯は0.3mm(HB)、0.5mm(B)、0.7mm(B)を使い分けると、線の濃さでメリハリのある図面が仕上がります。

まとめ

建築士の製図試験の対策の方向けに、おすすめの道具を紹介しました。同じアイテムでもサイズが違うので使い勝手の良いものを選びましょう。
また、設計製図の試験で携行できるものは毎年ルールが変更しているので、事前に建築士試験の申し込みサイトでチェックしましょう。ぜひ便利なアイテムを見つけて、試験で実力が発揮できますように。


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