内向型はスロースタート、大器晩成。1番お伝えしたい特性です。
内向型は基本的にスロースタートです。
「他の人と比べて、仕事ができない。理解が遅い。」悩む内向型の方、たくさんいると思います。
僕も同じように、たくさん辛い思いをしました。この記事を読んで、気持ちが前向きに、楽になれる方が1人でも増えたら幸いです。
私のスロースタート話
覚えば仕事に限らず、得意であった勉強でもそうでした。
小学1年生で習う、足し算で10を超えるものに大苦戦。
10を超えると、両手を使っても数えることができません。
解くためには、10のかたまりを作って、残りを足すという理解が必要になります。
これを理解するまで時間のかかること、かかること・・・理解してからは、スラスラ解けるようになりました。
学習する単元が変わるたびに、序盤はよく苦労していましたね。億劫で仕方なかったです。
この頃は、小学生でしたし、全然自分が内向型だという理解はもちろん、スロースタートの自覚もほぼありませんでした。
どうしてスロースタートなのか?
頭に入れた情報を整理して、自分の理解に落とし込むのに時間が要するからです。
外向型に比べ、内向型人間の脳は、外部からの情報処理するための経路が長く複雑だそうです。
脳の作りがそもそも違うので、仕方がないです。
じゃあ、単に不利じゃないの?と思うかもしれませんが、内向型はきっかけを掴んでからは一気に加速します。
大器晩成型の内向型
人生においても同じことが言えそうです。
私は30代ですが、20代よりも生きづらさは軽減されたように感じます。
内向型は、慎重でリスクをとることを嫌い、スピード感に長けてはいませんが、学習したこと1つ1つを丁寧に自分のモノにしていきます。
そして、点と点が結ばれたとき今までの苦労が身を結び、中盤〜後半戦一気に力を発揮します。
自分の得意だった勉強を思い返してみても、理解してからはグンッと成績が上がり、周囲を追い抜いていきました。
能力的に劣っている訳ではなく、ただの学習スタイルの違いです。
このことを知らずにいると、かつての自分のように「なんて自分は要領の悪い人間なんだ・・周囲より劣っているんだ・・」と自己肯定感を下げてしまいかねません。
だから、自分のことを責めずに、コツコツ1つずつ積み上げていく。内向型の良さを活かして、互いに前を向いて進んでいきましょう。