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皮脂崩れ阻止+軽装備特化型 限界オタク女の最低限現場メイク

平 均 単 価 ¥827 …… !!!

こんにちはこんばんは、れでぃーすあんどじぇんとるめん。水生です。
去る10月の三連休、久々に現場があって実に3年ぶりに遠征してきたアラサーオタク女です。いやぁ楽しかった。滾りました。
で、その遠征先がどこだったかと言うと

鈴 鹿 サ ー キ ッ ト

でした。(現場=F1日本グランプリ)
沸き出でる皮脂。流れ落ちる汗。ちょちょ切れる涙。降り注ぐ雨。止まらない興奮。吹き出す脳汁。
過去10年近くの現場の中で間違いなく五本の指には入る過酷な環境だったんですが、そんなことは行く前からわかり切っていたこと。
よって、当日の環境と、3泊4日の長丁場であることとを想定して準備し臨んだところ、可能な限りの皮脂崩れ阻止と軽装備に特化したコスメポーチを実現できたので、その中身を備忘録的に記そうという企画です。

コスメ関連の記事としては、およそ1年前に書いた前作『アラサー女オタクの今更過ぎる限界コスメの一例』以来となります。
結構かぶっているアイテムも多いので、よろしければこちらも参照されたし。
相変わらずプチプラメインです。ていうかプチプラしかない。

※価格(税込・公式売価・一部店頭売価)や仕様は全て2022年10月現在
※使用感などは全て個人の感想です。鵜呑みにし過ぎないでください
※すごく長いので読むのは時間のある時推奨(末尾に要約あります)

0.当方スペック(全力で読み飛ばせ)

詳しくは前作参照。

  • 混合肌(Tゾーンに油田所有、洗い立ての顔面が乾く典型的インナードライ)

  • ブルベ夏(自己診断につき恐らく。ブラウン・オレンジメイクが黄ぐすみする民)

  • 皮膚科に通い治療を続けていたニキビは、エピデュオの効能により大幅に改善しました

1.今回のメイク戦略(読み飛ばしてOK)

・名古屋市街から片道2時間かけて毎日現場へ通勤
・現場では終日ほぼ屋根なし(屋外)
という、超インドアオタクの人生には今まで存在しなかった特殊環境・特殊遠征なので、およそ1ヶ月半前から戦略を練り、以下の通り方針を定めてポーチの中身を選定しました。

①ポーチ一つ分+αで収まる荷物量

レース観戦+数年ぶりの3泊4日遠征ということで、とにかく持っていくものを少なくして身軽になることを最重要課題の一つとした。
基礎化粧品はミニサイズ・携帯用のあるものを。ポイントメイクはチップ・ブラシを使わずに塗れるもの(またはセットのもの)。そして何より、なくても顔面が成立するコスメはお留守番に。
いや、観劇やライブの現場でもそうだけど、オタクの鞄は兎角グッズでパンパンになりがちじゃん? コスメかグッズかって言ったら、そりゃグッズを選ぶのが真のオタクというものだよ。(暴論)

②崩れ防止+軽装備を目的とした敢えてのノーファンデ戦略

色々な条件を考慮した結果、今回は思い切ってファンデーション(BBクリーム)を捨てる決断を下した。理由は主に二つで、一つにはやっぱりかさばるというのと、もう一つは「化粧とは結局厚塗りすればするほど崩れる」ものだからということ。
幸い、およそ一年に及ぶ地道且つ懸命な治療により、ニキビだらけの荒野だった顔面はかなり改善されたので、遠征前にスキンケアに注力して素肌を作っておき、ノーファンデで現場に臨むこととした。
名付けて「ファンデ、どうせ流れ落ちるならそもそもつけない」作戦、通称・Plan Bである(F1業界用語)。

③ベース・ポイントメイクともに落ちない・よれないを最重視

「ファンデ、どうせ流れ落ちるなら(以下略)」作戦とも重なる部分なのだけれど、精鋭部隊にどのコスメを加えるかにおいては、「落ちない」「よれない」ことを重視した。
何せ今回の現場は10月の鈴鹿サーキットである。晴れれば灼熱、雨が降れば多湿で、そんな中でバス乗り場~メインゲート~席までをとにかく延々と歩く羽目になる。屋根などという概念はV2席以外には存在せず、また席では傘をさせない。オタクの肌を熱波や霧雨から守ってくれるのはランド・ノリス(推しの一人)のシルバーストーン仕様のキャップだけである。
ましてや今年はさすがにまだマスクは外せないので、余計に崩れない≒マスクにつかないことに重きを置く必要があると考えた。

④化粧嫌いの同行者(父)の気分を害さない

今回の観戦には、古参モタスポファン(本拠沼はWRC)の父を伴うことになっていたのだが、この父がネックで、とにかく世の中のありとあらゆる化粧を忌み嫌っている。小学生時代にどぎつい化粧と香水で授業参観に来ていたマダムが原因のトラウマだから致し方ないし可哀想といえば可哀想なのだが、そんな訳で、父と同行の時はオタクのだいすきな現場向けつよつよ勝負メイクができない。
とは言え、やはり久々の現場だし、人として恥ずかしくない最低限の顔面はこさえていきたい……ということで、妥協点を模索することにした。ノーファンデ戦略を取った理由の一つにはこれもあったりする。

2.事前準備

■LuLuLun フェイスマスク ピュア白(7枚入り ¥495)

ノーファンデでも乗り切れる肌を作るために、8月末から最低週1回のペースで「保湿強化によるターンオーバーの健全化促進」作戦を決行した。
水分量と費用を鑑みて、最もコスパがよいと判断したのはやっぱりコイツ。ワンコインで買える水分量としては突出して優れてると思うのよ……神パック。
実行前にはもちろん、無印の導入化粧水(後述)を肌に飲ませてブーストしておくことも忘れない。

■FANCL ディープクリア洗顔パウダー(10個入り ¥737)

夏の終わりということもあって、9月末頃から毛穴の色素沈着と肌のくすみが気になり始め、顔パックだけでは飽き足らずに始めた追加の事前準備。
小さなカプセルに入った黒い粉末というだけでヤバい雰囲気バリバリだけれど、泡立てネットを使うとちょっおまっどうやって美白した!? ってくらい真っ白フカフカな泡が大量に出来て二度ビビらされる。
@cosmeと美的のベスコスアワードを受賞するなど一世を風靡したことのある品らしいので、わたしから敢えて説明する必要はないのかも知れない。触れ込み通り、しっかり洗い落とされて肌がつるっつるになるのにつっぱった感じがしないという、かなり革命的な洗い上がり。個人的には使った当日より翌日~翌々日の肌の調子のよさに感動した。心なしか染み出す皮脂の量が減った気がするんだが……!?
ローソンに行けば10個入りが売られていて手軽にお試しができるので、現場に向けて手っ取り早く顔の角栓を一掃して毛穴を殺したいオタク~! 1,000円札を握り締めて今すぐ近所のローソンに走るんだ!

3.基礎化粧品・スキンケア

遠征だョ!全員集合

■Biore おうちdeエステ 肌をなめらかにするマッサージ洗顔ジェル(60g ¥385)

ここ一年くらい気に入っている洗顔。トラベル用のミニパケが売られていたので即採用した。
面の皮の(物理的に)厚いオタクとしては、一皮剥けたようなつるすべの洗い上がりが最&高。
厳密には洗い落とし過ぎなんだろうな〜と思ってるけど、親の仇ほど自前の顔の脂が憎いオタクなので、落ち過ぎた脂は乳液で補ってやればいいんじゃ! くらいの気概で今日も元気にこいつで顔の脂を洗い落としている。

■無印良品 敏感肌用薬用美白オールインワンジェル(30g ¥550)

今現在、普段の化粧水と乳液は、無印の敏感肌用薬用美白シリーズでライン使いしているのだけれど、洗面所に置いてある2つのボトルを眺めて「これを持っていくんか……? 両方?」となったので、色々考えた結果、今回初めてオールインワンを使ってみることにした。
携帯用のこのサイズとお値段は革命的……それでなくても無印の化粧水と乳液の携帯用ボトルって小さくて便利なのに、更にその半分以下の省スペースで、パンパンになりがちなオタクのコスメポーチに優し過ぎ。
問題は使い心地だけれど、オールインワンゆえに心配していた保湿力の低さは、この遠征中ほとんど問題なし。冬場や長期に毎日使ったらどうかわからんけど。そこは今後要検証。
塗った直後は多少べたつくものの、5分くらい置けばさっぱりした仕上がりになる。初めてのオールインワンにしては悪くない選択だったかなと。

■無印良品 導入化粧水(50ml ¥390)

化粧水と乳液を捨ててオールインワンに走るとしても、こいつだけは……手離すことがどうしてもできなかった……ッ。
俺の肌の吸水力に翼を授ける導入化粧水。
今回は化粧水単体と比べるとどうしたって水分量が少ないオールインワンを使うことにしたので、余計に水分の浸透吸収を良くしたくてコスメポーチ入りさせることを決定。
マジで無印のこのブースターがなくなったらわたしはどうなってしまうんだろうか。多分ショックで3日くらい寝込む。

■Biore ふくだけコットンうるおいリッチ 携帯用(10枚 ¥294)

普段使っているメイク落としは無印のマイルドミルククレンジングなのだけれど、2時間かけて現場からホテルに戻ってきた後、クッタクタの身体でクレンジングするんか……? 無理では? となり、携帯性と手軽さを兼ね備えたこのメイク落としを購入して使うことにした。
これが毎日だと、コスパが悪い上に摩擦で肌に負担もかかるしでちょっと考えちゃうけど、まぁ、3日間だけならアリかなと思って。
重ね付けマスカラもガッツリ落とせる確かな実力に加え、ダブル洗顔不要、うるおい成分配合で保湿力も申し分なしと、結果、とても快適に遠征生活の夜を過ごすことができた。椅子にふんぞり返って推し達のセッション後のインスタ更新をチェックしながらでもメイクが落とせるの最高過ぎる。

4.ベースメイク

■セザンヌ 皮脂テカリ防止下地 ピンクベージュ(30ml ¥660)

これを機にいよいよプリマヴィスタに手を出そうかとも思ったんだが……。
¥3,000という値札を見た途端に怖気づいた限界オタク女がわたしだよー!(元気よく両手を振る)
ぶっちゃけ、秋晴れの鈴鹿ほど過酷な現場を抱えることは多くてもせいぜい年に2~3回で、それ以外の時は俺達のセザンヌさんが大体頑張ってくれてしまうので、そのたった数回のために¥3,000を払ってセザンヌさんを捨てるよりは、今いるセザンヌさんを活かしつつ、他の皮脂崩れ対策を追加した方がコスパがいいだろうという結論に達した。
お付き合いも早10年近くになろうかというセザンヌさんを今更裏切れんよ。セザンヌさんもわたしを裏切らんし。

■エテュセ フェイスエディション フォーベリーオイリースキン(5.5ml ¥1,320)

とは言え、セザンヌさん単機で太刀打ちができるほどヤワなわたしの顔面脂ではないので、前から気になっていたエテュセのプライマーを旅の仲間にすることにした。あの「テカリ・毛穴修正液」の謳い文句で一世を風靡したオイルブロックベースの後継品。
マジで塗った直後は油田を廃業して砂漠になれるのではないかと思うくらいサラッサラになってビビる。点置きした一滴で瞬時に干上がる。乾燥肌の人は絶対つけたらあかんやつ。
テカリがTゾーンに集中しているインナードライ俺の場合は、セザンヌさんを塗った上から鼻と額にこいつを重ねたら夕方まで顔面脂に勝利できました。
セザンヌさんだといまいち戦闘力が足りないんだよな~でもプリマ買い直すのはな~~(チラッチラ)(金欠)ってなってる限界オタク女がいたら、追加人員として検討してみる価値ありだと思います。セザンヌさんと合算でも税込¥1,980だぞ~!

■インテグレート エアフィールメーカー ミントカラー(30g ¥990)

俺の顔面の赤み抹殺部隊と呼んでいる。
本当にね……本当にすーぐ鼻の横の毛穴がカッぴらいて頬が赤くなるのよ……それを抑えて涼しげな色白フェイスに見せてくれる優秀なコントロールカラー。
ミントのコントロールカラーはもちろん他にもあるけど、インテグレートが凄いのはその値段よ。3桁でいいんよ。湯水のように使える。エアパウダー配合で皮脂テカリを防ぐ仕様なのもポイント高い。愛した。
主に塗るのは赤みの出がちな頬と顎と小鼻。T・Uゾーンは塗らないか薄めに。じゃないと顔がまっしろしろになる。

■イニスフリー ノーセバム ミネラルパウダー(5g ¥825)

限界コスメ界隈での通り名はずばり「¥800台で買える人権」。
これは凄く迷った。ライトベージュでカバー力のあるセザンヌのクリアフェイスパウダーとの究極の二択。ポーチを軽量化したい都合、どちらかを捨てざるを得ず、散々迷った結果、対油田殺傷能力を重視することにしました。
正直、下地の上にこれだけだとやや白っぽい顔面の仕上がりにはなる。けど、元々色白に見せたい派だし、何より今回は同行者の父がファンデ感の強いメイクを好まないので、「化粧じゃないよ! 日焼け止めの上にベビーパウダーまぶしただけ!」的なナチュラルな仕上がりになるこちらを採用。

■the SAEM カバーパーフェクションチップコンシーラー 1.25ライトベージュ(6.5g ¥858)

今回ノーファンデ戦略を取るにあたり、補正いらずの無敵BBである毛穴パテ職人さんの力を借りられなくなったぼく氏は、代わりにコンシーラーを調達するに至ったのだった(よくわかるあらすじ)。
この歳になってさすがに消し去りたいことも増えたので、この際いっこ持っておいたら便利かなと思って。
チョイスはオタクの限界コスメ界隈で評判のいいthe SAEMにした。コスメショップのお姉さんにも「これカバー力が高くて凄く人気ですよ!」って推されたけど、推したくなる気持ちめっちゃわかる。これつけるようになってから、目の下に実は薄くあったクマのせいで人生を損してたことを知った。
テクスチャが羽根のように軽い! のにめっちゃカバー力ある! そして仕上がりがクソほどさらさら!!
色をどうするか散々迷って、結局ちょっと明るめにしたのは、顔上の暗黒の史跡(ほうれい線とニキビ跡の色素沈着)を光で飛ばしてやろうという魂胆、プラス、明るい色ならハイライト代わりにもなるという評判を聞きつけたから。オタク、1つで○役みたいなコスメだーいすき!

5.アイメイク

■CANMAKE ラスティングマルチアイベース WP01(¥550)

合法的な薬物。これがないと生きられない身体にさせられた。CANMAKEさんのことは一生恨む(つまり一生ついていく)。
この子と出会うまでは本当に目尻消失に悩んでいたのだけれど、出会ってからは余程号泣するか滝汗になって擦らない限り、目尻が逞しく生き延びるようになった。
プラス、アイシャドウのよれと色飛びが減ったのはうれしい副産物。米粒大のクリームで限界オタク女の人生を変えるなんて、CANMAKEさん凄過ぎだよぉ~SUKI。
あちこちで言われてることだけど、テクスチャは割と固いよね。使いこなせるようになるのにちょっとコツがいる気がする。

■ヒロインメイク スムースリキッドアイライナースーパーキープ 01漆黒ブラック(¥1,100)
■ヒロインメイク ロング&カールマスカラアドバンストフィルム 01漆黒ブラック(¥1,320)

アイライナーとマスカラ。安定のヒロインメイクライン使い。まとめての紹介ですまん。
もうかれこれ4~5年はお世話になってるんじゃないかなぁ。今回、同じく落ちにくいと評判のUZUのアイライナーに浮気しようかとも一瞬思ったんだけど、何不満がある訳でもないので引き続きお世話になってヒロインにならせていただくことにした。
マスカラに至っては、ベースなしでここまで長時間睫毛に上を向かせ続けられて、尚且つ盛れる、圧倒的な実力を前にひれ伏すことしかできない。
ヒロインメイクの弱点は色数が少ないことだけだよ。黄みの少ない黒寄りのブラウンを、限定じゃなく恒常的に出してくれるとうれしいんだけどな~。

■REVLON カラーステイグレイズスティック 873シークイン(¥1,430)

今回、一番悩んだのが実はアイシャドウをどうするかだった。
ぶっちゃけ今までの荷物で最もかさばっていたのがシャドウで、何故なら手持ちが服装によって合う合わないがある色味のものばっかりだったから。2泊以上の遠征ともなると2つ3つ持っていくのはザラという。
加えて近頃は、「何色も重ねないと様にならない」「チップ邪魔」「塗るの面倒くさい」という悩みを手持ちのパウダータイプのシャドウに対して抱えていた。鈴鹿まで3日間、毎日片道2時間通勤しなきゃいけないのに、しゃらくせぇ! んなもん毎朝悠長に塗ってられっかよ! となった訳です。
そこで思い出したのが今となっては廃番になってしまったCANMAKEのウィンクグロウアイズで、「そうだ! ワンカラーで綺麗なグラデが作れるクリーム系のシャドウで、服装を選ばない色のを買ったらよいのでは?」と閃いた。そこからコスメショップとドラッグストアで試しまくって、ついに見つけた運命のシャドウがこの子。
この、アッシュブラウンというか、ココアみのある絶妙なグレーがめっちゃ自然に顔色に馴染むのよ。スティックタイプで手を汚さずにぱぱっと塗れるし、おしりについてるスポンジでぼかすと程よいグラデが簡単に作れる。上品なパールが入っていて単色でも様になる。そしてここからが大事。落 ち な い。
マルチアイベースのおかげでそもそもアイメイクが落ちにくくなっている上に、「16時間、ヨレにくい(公式HPより)」処方なので、ま~~~~厚かましい客くらい瞼に居座わる。そろそろ帰れよ。いやお願い帰らないで。
難点があるとすれば、口コミによると折れやすいということ。遠征中の持ち運びで折れないかな~と心配だったけど、とりあえず今回は折れずに3泊4日を乗り切れた。このままポーチ内でどうか末永く生き延びて欲しい。

6.その他ポイントメイク

■セザンヌ パウダリーアイブロウ P2ナチュラルブラウン(¥538)

ゲジ眉自眉くっきり民なので、眉メイクには本当にこだわりがないんだ。
ちょっと色が乗ってニュアンスが変わればいいので、コスパと色合いとシンプルさでセザンヌのこれの右に出るものは、わたしにとっては今のところない。

■Visee リシェ リップ&チーククリームN BR-9ココアブラウン(¥1,100)

お直し不要チークの代名詞と言えばNARSのブラッシュなのは知っているけれど、これも¥4,000という値段を見た途端スッ……と血の気が引いた限界オタク女がこちらです。
そこで次に検討したのが、パウダーより落ちにくいと聞いていたクリームチークでした。指でつけるので、ブラシを持ち運ばなくていいのもいいなと思って。
Viseeを選んだのは、実は発売当初から気になってたというのと、リップにも使えるという謳い文句だったから。更に、ブラウンメイクが鬼門のわたしには珍しくこの色を選んだのは、シェーディングにも使えるという触れ込みだったから。オタク、1つで○役みたいなコスメだーいすき!(2回目)
個人的には結構冒険な色味だったのだけど、トープっぽい、黄みの少ないココアでじゅわっと大人っぽく発色するので、結果的には大正解だった。そんなにブラウンブラウンしてなくて、ちゃんと血色っぽい感じもあってよき。さすがにこの歳になってくると、「イエーイ! ピンクでーす!」みたいなわかりやすいローズやコーラルがちょっとためらわれつつあったので……。

■KATE リップモンスター 05ダークフィグ(¥1,540)

言わずと知れた名品。
ご存じの通りどこを探しても見つからなくて入手を諦めていた代物です。最近だとネット通販には結構落ちてるけど、割高になってることも多いし……その……限界オタク女だから送料がもったいなくて……(ごにょごにょ)
これは鈴鹿行きの直前にダメ元で探してた時、たまたまふらっと立ち寄った最寄駅の家電量販店のコスメ売り場でラスト1個を見つけて秒で購入したものです。うれし過ぎて即刻Twitterでつぶやいた。
噂に違わぬ有能っぷり。色的にも質感的にも肌馴染みが良過ぎる。粘膜みがえげつない。ぶっちゃけ飯を食うと多少落ちるけど色味はちゃんと残ってくれる。これでティントじゃないだなんて嘘だと言ってよ……そうかおまえがバケモノか……。
個人的には、NARSかセルヴォークかADDICTIONと見紛うこの黒いパッケージもポイント高いと思うの。軽率にポーチの中に放り込んでおきたい。外観にも抜かりないなんて、おまえは一体どこに死角があるんだ!?!?

7.仕上げ

■セザンヌ メイクフィックスミスト(48ml ¥638)

メイクキープミストってどうなん? 結局化粧水でしょ? と思って導入を躊躇っていたけれど、少しでも崩れにくくなるなら……! と藁をも縋る気持ちで購入したもの。¥638だしと思って。
結果、想像以上によかった。吹いた直後はあまりにもベシャ! となるので凄くびっくりするけど、そのまま待ってるとあら不思議、何だか顔全体のメイクがしっくり馴染んでフィットした感覚を味わうことができる。コンシーラー塗ったところがウロコ状の崩れを起こしにくくなった。さすが俺達のセザンヌさん……! ¥600台でまたオタクの顔の人権を守ってくれたよ~!!
今回の遠征に限っては保湿をオールインワンにしてケチってしまったので、その分これのおかげでメイク後に保湿できることになったのもよかった。オイル系の成分を含んでいないから一日に何度か吹き直してもべたつかないし。

8.なんかすごく長くなったから要約すると…

要するにこういうことだった。

  1. 洗顔とスキンケアで日頃から地肌を作っておく。

  2. スキンケア用品は携帯用のあるものを選ぶ。化粧水と乳液はオールインワンで軽量化。

  3. 皮脂テカリ防止効果下地+カラーコントロール+日焼け止めを組み合わせてベースを作り、ファンデを捨てる。

  4. 普段ファンデでカバーしている『気になりポイント』はコンシーラーで対処。

  5. 皮脂テカリ防止効果のあるパウダーで仕上げる。

  6. ポイントメイクは落ちにくいものをお好みで。落ちやすい部分や盛りたい部分には専用下地を追加。

これらのポイントを押さえて、後は好きな品を選んでいただけばよろしいかと。
軽量化については、③で皮脂対策+カラーコントロール+日焼け止めを全て兼ねた下地を選んだり、ポイントメイクをマルチコスメにしたりすれば、もっと劇的に荷物量を減らせると思います。

9.おまけ

コスメじゃないんだけど、今回買ってよかったもの。無印の携帯用アイラッシュカーラー。
メイクポーチの中のビューラー、遠征の時にめっっっちゃ邪魔じゃないですか??
これ使ってください。ハイパー省スペースです。そのくせ無印の普通のビューラー(※普段使いはこっち)より睫毛上がります。ギュン! ってなる。えぐいくらい睫毛上がる。何なら普段使いもこっちにしようかと思うくらい上がる。
ぶっちゃけコスメは肌に合う合わないがあるけど、これはほぼ全人類共通で睫毛が上向きになると思うのでぜひ買ってください。買いましょう。買え。¥390でバシバシ睫毛が手に入るから。

おわりに

以上、皮脂崩れ阻止と軽装備に特化した限界オタク女の最低限現場メイクの一例でした。
軽装備については、見返してみると単に今までのわたしのコスメポーチが無駄に重かっただけで、一般的な荷物量と比較したら今回削減できたのはBBクリーム(ファンデ)とアイシャドウくらいだったのでは……? と思わなくもないですが。
あと凄く身構えて3年ぶりの現場に赴いたんですけど、たまたま気温が低くて顔面が大事に至りにくい気候だったのには少し救われました。むしろ決勝とか寒くて凍え死ぬかとそれでも皮脂の湧く俺の顔面な。マジで油田かよ。

が、おかげで今回の遠征は、「自分が顔面を作る時に重視することは何なのか」「手持ちのコスメの中で本当に必要なものは何だったのか」「逆に何が足りなかったのか」を改めて見直すいいきっかけになったと思います。高機能なのにお手頃価格の新しいコスメにも出会うことができました。
今回追加した中で特に気に入っているのは、エテュセのプライマーとViseeのクリームチークですね。REVLONのスティックアイシャドウも、ちょっとお高かったけどいい買い物だった。FANCLの酵素洗顔もお肌の調子がいいので続けてみようと思います。

好きな言葉はコスト★パフォーマンス!!
まだ見ぬハイスペック良コスパコスメとの出会いを求めて、これからもアラサー女オタクは限界コスメ道を極めてまいります。

おそまつ!!

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