定年退職後初GWの過ごし方！

サラリーマンにとって一年を通して最も長い休暇が取れる大型連休がGWだ。
もちろん定年退職者の私にはさほど意味を持たない日だ。
しかしまったく関係ないわけでもない。
特に定年退職した年のGWは、その後の人生を大きく左右する道標になることも充分にあり得る。

ゴールデンウィークをどう過ごす？

私もサラリーマンだったころを思い出すと、この大型連休を持て余していたことが多かった。
せっかくの休みなのだからと寝て過ごしたこともあるが、どんな過ごし方をしていてもあっという間に終わってしまうのがGWだ。

第二の人生初めてのGW

私のような定年退職者にとってゴールデンウィークは休暇ではない。
どこへ行っても人が多い期間というだけだ。

それが分かっているからどこへも出かけないのがゴールデンウィークだ。

農業をしている友人は農繁期なので天手古舞だと言っていたが、私のようにインドアで過ごす者でも、一応予定くらいは立てておきたいところだ。

いや、予定を立てなくてもいつもと同じ過ごし方をしていたら時間は過ぎていく。
定年退職してある程度の年数が経過していれば、それなりの日課があるからだ。

しかしこの春定年退職した人にはアクティブなＧＷを過ごして頂きたい。
仕事から解放された自由もこの辺りから苦痛に変わることがあるからだ。

孤独感が増し社会からの疎外感も増してくる時期だ。
最後の人生をどう過ごすのか見直すためにも、何か行動するのがお勧めだ。

世間がGWだからといって新聞を隅から隅まで読み、テレビを見て時間を潰すような一日は今後の人生にも悪影響を及ぼしかねない。

天気が良ければ近くの山にハイキングに出かけるのもお勧めだ。
最もお勧めなのが、早起きして弁当を作り夫婦で出かける計画だ。

もちろん弁当も奥様任せにするのではない。
おにぎりや卵焼き程度の簡単な弁当で構わない。

これまで料理などしたことがないという昭和生まれの男性なら尚更だ。

「どういう風の吹き回し？」とか「何を企んでいるの？」などと警戒されることもあるが、定年退職後初めてのGWは今後の人生を楽しむための出発点だ。

それでなくても粗大ごみよりたちが悪いと、邪魔者扱いされやすいのがこの時期の定年退職者だ。
夫婦一緒に最後の人生を楽しむための秘策がGWの意外性のある行動だ。

昭和男のGW経験談

昭和男とは私のことだ。
私も定年退職後初めてのGWに、同じような予定を立てたが計画倒れになってしまった。
妻を誘うタイミングが悪く振られてしまったのだ。

弁当は自分が用意するつもりだったが、そのことを言わずに誘ったのも断られた理由だろう。
年中家事をしている奥様方に休日はないというのが妻の考え方だが、そのようなことを考慮しないで誘ったからだ。

妻はゴールデンウィークなのに、早起きして弁当を作らなければならないと思ったのかも知れない。
妻にとっては上げ膳据え膳こそが最も魅力的な休日だったのだ。

結局その年のGWは家の片付けに追われることになった。

田舎の家に限ったことではないのだろうが、倉庫や車庫、今は誰も使っていない子ども部屋など今後必要ないと判断したものが山のようにあった。

このような大掛かりな片付けをGWにするのは賢明だった。
自分の生活範囲がスッキリ片付くと頭が軽くなったように感じるものだ。

そして、その後の人生を始動させる切っ掛けにもなった。

この年のGWを何をすることもなくだらだらと過ごしていたら、おそらくやりたいことも始めようとしないまま年数だけが過ぎていたことだろう。

今年のGWの計画

定年退職から数年経てば敢えてGWの過ごし方を考えるまでもない。
日課になっていることをやればいいだけだ。

このNoteを書くことも日課になっている。
しかしそれでは何も変化がなく、未来が変わることも期待できない。

何か新しいことを初めてみるのにはいい機会だ。
これは私に限ったことではない。

サラリーマンであっても、GWを利用して新しいことに挑戦することは悪くないだろう。
新しい趣味や新たな副業を始めてもいい。

昨日「スパイ小説を書いてみたい欲求！」というタイトルで記事を更新したら、同じタイミングで「#創作大賞2024」という募集のお知らせが入ってきた。
応募期間が4月23日から7月23日までとなっていた。

このコンテストに参加してみるのも良さそうだ。

せっかく毎日Noteを書いているのだから、このような機会はチャンスと捉えるべきだろう。
入賞することを目的にせずとも、私のような定年退職者は楽しめれば充分だ。

これならインドアであってもGWを有意義に過ごすことができそうだ。
スパイ小説部門というジャンルがないので応募するのはミステリー小説部門だ。

エッセイの方が書きやすそうだが書いていて楽しいのはフィクションだ。
自分を主人公にしてフィクションを想像してもいい。

GW中に物語の大筋を組み立て、書き始めることにしよう。

これも計画倒れにならないようにしたいものだ。

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