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解決する…の?

「時間が解決する。」

落ち込んだ時にこう言われる機会、結構ある。自分でもわかってるし周りの子達もそうやって言ってくれるし、そう思ってるんだけど、どこかで納得いっていなかった自分がいる。
時間が解決するのはわかる。じゃあ、解決するまでの時間は?耐えるしかないの?どうしようもない苦痛に?耐えている間の自分は辛い以外の感情を抱くな、と?

うまくいかなくて落ち込んだりしんどかったりした時に、神みたいで仏みたいな人達がたくさん目の前にいるのに、話しても話しても、頑張って言語化して共有しても収まらないもやもやがたくさん。

『私たちは孤独である。脳の中では、私たちは特に孤独だ。どんなに愛し合っている恋人でも、どんなに仲のいい友人でも、脳の中までは遊びにきてくれない。』

課題で読んだ、岸政彦さんの『断片的なものの社会学』の中にあった言葉。

夏休みの間に自分の環境が変わる瞬間が何回もあって、心がちょっと疲れつつあった。変化する前はなんとも思わなかったのに、変化した後に読んだらめちゃちゃ刺さった。
ひとりでこの苦痛に耐えるしかないんだ。自分で自分の感情に折り合いをつけていかなきゃいけないんだ。苦痛に耐え切ったとき、それにかけた時間が解決してくれた、ということになるんじゃないかしら。
「時間が解決する」=苦痛に耐えるために掛けた時間が自分を元気にしてくれるってことなのかな…?

多分私の場合は、話すことで自分の中で整理をする。そのための友人や周りの人々。大切にしようと思います。これからもたくさん話聞いてくれたら嬉しいな。私も話たくさん聞きます。

でも、報われもしないのに何かしらの期待をしちゃってずっと苦痛なことには腹が立っちゃう。そんな時間あったら自分のために自分の時間を使いたいって思っちゃう〜〜!!!

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