見出し画像

キミの趣味って、あたしの知らない誰かの魂いるよね?

泣きながらメロンソーダ飲みたい夜
どうやら暗い話になりそうだ。

好きな人(勿論友人も含む)の趣味は、なるべくなら共有したくないのだ。
きっと他の誰か―昔の恋人とか、あたしの知らない誰かの生霊がいるから。
それを共有した瞬間に、あたしはあたしの知らない誰かの代わりでしかならない気がして。生霊は永遠に消えない気がして

音楽も、本も、映画も、
実のところ誰とも共有したくないし
誰とも感想を言い合いたくないのだ。
趣味は逃げ道でもあるから、


唯一無二の存在になりたい

そんな願望が昔から強くて、昔から嫉妬深くて、全く素直じゃないのだ。

恋人が新しくできる度に、みんな過去の恋愛なんて忘れたらいいのに。過去の恋愛があるから今がある、そんな事は頭でわかってる。心が理解しないだけだ。

明日死んじゃえば特別になれるかな、
そんな事を考えてはシャボン玉のように消えていく日がある。

元カノより、他の女性より、あたしはどのぐらい勝っているんだろう。いや、負けてる?

キミは特別だけど
あたしはいつまでも特別になれない気がして

このモヤモヤが生まれは消え、生まれては消え、を繰り返している。
目の前にかつて愛した元カノや、自分好みの美人が現れたときにあたしの居場所はここにあるのだろうか。昔の恋愛が美化されるあの感じ、ほんとキライ。

家族愛を知らないこと、
生まれた環境を言い訳にしたくはないのだけど
人間関係で障害物となる根本はここなのかな…

大好きな人が、他のステキな誰かとしあわせになる姿を悲しいほど容易く想像できるのに、
あたしはいつまでも場違いな気がして

人間社会向いてないし
子育てをする自信もゼロだし
別にキラキラもしてない

明日あたしに隕石落下しろ
明日あたしに隕石落下しろ

明日は真っ直ぐ帰りたくないな
BARにでも寄りたい、お酒呑めないけど。
あぁ、こういう時に逃げ道大事ね
実家とかあれば帰るのにな
自分だけの秘密基地つくろう

依存先は多いほうがいい永遠なんてないから。
とりあえず休め、あたし。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?