ボーナス、クリスマス、年末年始、 どんな理由であれ自分を甘やかしていいじゃない。 頑張った自分を褒めるのは素敵じゃないか。 サンタさんが来なくなった私たちオトナも、盛大にはしゃぎたい。 2023年、下半期からたくさんのハッピーに恵まれた。控え目に言って最強の数ヶ月だった。 手放し、言語化、自分の咲きたい場所に行くこと。 徹底したのだ。 12月は思いがけないカタチで、会いたかった、ずっと会いたかった人たちと再会ができた。 タイムマシンに乗ったような金曜日。 昔住んでいた場
「みんな大変だよ、そういう時もある」 君が悩みを打ち明けた時、そんなこと言う奴とは縁を切れ。 今話しているのは、僕とアナタでしょ? なんで三人称使って、常識の暴力を受けないといけないのだろう。 悩みも不安も、君と僕もオリジナルなのにね。 オリジナルな悩みは無視されがち。 多分、というか絶対に、これまでの人生こうして僕も他人の悩みに対して鈍感に傷つけていったのだろう。 今になって学生みたいな悩みができた やりたい仕事がわからない そもそも、やりたい仕事なんてない――?
「優しそうなお母さんね」 ――は?感性疑う。 その本音を、口に出さないようにしつつ 「そうですかね」玉虫色な返事をしていた。 何も知らない他人がヘラヘラとそう話す度に。 「自分の事可愛いと思ってんじゃないわよ」 「笑顔が可愛くない。鏡の前で笑顔の練習してきなさい」 両親が離婚した直後の9歳の頃だ。 毒親に言われた言葉に傷つき、本当は母親を辞めたい女である毒親に気づき、なんとも言えない圧力を感じて、それからは演技をして過ごした。 かわいいワタシ いい子なワタシ 優秀なワタシ
はじめましての瞬間の愛はトキメキ、 さよならの瞬間の愛は尊さ。 クリスマスイブの日にやって来てくれた花と、明日さよならをする。 年末年始も日常も、一緒に過ごしてくれてありがとう。 こんな時間がずっと続けばいいのにね 人生ってやつはいつも何かしらで苦しめてくるから、人間やめたくなる時も多いけど、 花束に出会えたり、珈琲とトーストの香りで一日がはじまってくれたり、日曜日にダラダラすることを許されたり、そういうご褒美に生かされている。 人間はご褒美に生かされている生き物だ
忘年会は最低3回やろう。 なんなら、定期的な飲み会は酸素と同じくらい 必要不可欠だ。byノンアルコールしか飲まない人間 オトナという形をしている生き物ってだけで、 毎日評価され、毎日なにかと戦って、 年を重ねる度に繊細になっていく。 あれ?オトナになれば強くなれるんじゃないんだね 空虚な夜を埋め尽くすアイテムをいくつもポケットに入れて持ち歩くのが健康的ね、生きていくかぎり。 どうせバカなら鈍感なバカになりたかった モヤモヤと、違和感と、嘘と汚さには年々過敏になっている
泣きながらメロンソーダ飲みたい夜 どうやら暗い話になりそうだ。 好きな人(勿論友人も含む)の趣味は、なるべくなら共有したくないのだ。 きっと他の誰か―昔の恋人とか、あたしの知らない誰かの生霊がいるから。 それを共有した瞬間に、あたしはあたしの知らない誰かの代わりでしかならない気がして。生霊は永遠に消えない気がして 音楽も、本も、映画も、 実のところ誰とも共有したくないし 誰とも感想を言い合いたくないのだ。 趣味は逃げ道でもあるから、 唯一無二の存在になりたい そんな願
東京でオンナひとり、一生ひとりで生きる覚悟はできていた。 家族、結婚、煩わしい恋愛、もうコリゴリだった。 しあわせを誰にも邪魔されたくない。 しあわせは、人から奪われるものだから、それを必死に守るものだと思っていた。 だけど、ダントツに好き、新居。 しあわせになることを許可され与えられた居場所。(お城って呼んでる) 同棲一週間目。 あたしい生活が、同棲が、はじまるとともに秋の風が吹いた。 愛を知らないわたしと、愛し愛されて生きた彼。 “愛を知ること” それが同棲のテーマだ
雑さを愛おしむ瞬間が、ここ数年増えた。 雑に用意したごはん、とか、雑に淹れたインスタントコーヒー、とか、汚れてもショックを受けないTシャツを着てダラダラ過ごす、だとか― すべてのことに丁寧に向き合っていたら魂モタないよね 長文のLINEは読むのも返すのも面倒だ、 フレンチフルコースはYou Tube見ながらテキトーな格好して雑にたべられない、そういうこと。 逃げ道とトキメキはたくさん、 義務感はちょっと オトナの青春をたのしむコツだと思ってる。 今までときめいてい
この宇宙の中で、ひとりぼっちになって 絶望した夜を経験したことがある、きみは同志だ。 そんな夜が数日続いて、その感覚は昼夜問わなくなり、あれほど懸命に続けていた仕事を休職しついに退職届を提出した。 100か0かの感覚で生き続けてしまうのはつかれる。 僕はとことん人間社会に向いてない生物だ。 「生きづらそうだね」同情するなら、解決策をくれ。 1mmもがんばれない、キラキラできないから人に会えない、布団から出られない、そんな日々が続いた。 カテゴライズされるのではなく、ただた
小沢健二と銀杏BOYZを移動中ひたすらに聴いて 今日を生きた。 今の自分は“生活困窮者”らしい。キラキラと真逆の世界観のタグだ。絶縁した毒親は、永遠にラスボス。この辺でとどめを刺してやらねば。
人生ハードモードな2022年夏。 苦く、辛く、甘い夏がもうすぐ終わり秋が来る。 7月の誕生日を祝ってもらって以来、人生のコンテンツが180°変化していった。海にもお祭りにも行かない夏だったけど、忘れられない夏になっただろう。たくさんのことを失った。だけど、人生の全教科赤点でも愛されることを知った。オール5をキープしない限り愛されないのだと思っていた。 オトナの青春は濃く深く生きること。悩むこと。きっと僕らは一生なにかに悩むのだ。 平日は仕事で忙しく過ごし、快適な部屋でテ