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言葉はいつも平べったい

言葉はどこまでも未完成

いつも傍にあるのに
果てしなく遠いところにある気がする

新しい言葉を覚えてきたつもりで
使い方はままならなくて
いつの間にか消えて無くなっていて
探しても探しても見つからなくて
そのうち伝えたいことも忘れてしまう

そのときにしか出会えない感情があるのに
その感情の表し方がわからなくて
忘れたくないのに残していたいのに
どうしても伝えたいことがあるのに
言葉に頼り切ることができない

どうしたって物理的には平らな言葉
立体的に見えるように込めてはみるけど
相手にはどんな風に見えているのだろうか

書いては消しての繰り返し
その痕跡も伝わってはくれないのだろうか

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