私にとってのオリンピック
私はプロスポーツ選手だ。
競技人生15年間の集大成として臨んだ、パリオリンピック。出場権を獲得できなかった。
オリンピック出場がなくなった時、
不思議と心が落ち着いていた。
試合後、支えてくださった方々へ電話をした。その時、初めて涙が溢れた。
私がオリンピックを目指すきっかけは、中学3年生だ。全国大会優勝をきっかけに、日本代表になって世界と戦った。そして、オリンピックを視野に入れた。
それから、10年。一点集中で目指し続けた。手の届きそうなところにはきている。だが、届かなかった。
私はまだ、25歳。
アスリートのピークは27〜29歳とされている。
まだ挑戦できる。
私は現在、競技と離れている。
日々、自分自身と対話している。
本当に自分がしたいことはなにか。
いつか必ず来る「再挑戦」の日に向けて準備をして行こうと思う。
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