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好きなものを語る

私が今読んでいる本『クリエイティブ入門』(原野守弘,2021)
営業→人材育成の畑を歩んできた私は、今も人事系の仕事なのだが、接する人や社内にはクリエイティブに精通している方が多い。
そのため、今はクリエイティブ初級者向けの本をアマゾンで購入し、読み漁っている。
その中で、Amazonレビューの評価も高く、疲れずに読めて学びが多いのが冒頭の本。
最近のビジネス書は、肩肘張らずにさら〜と読める本も多いけど、いわゆるHOW TO本として、まとめページなどが充実しすぎており、読み物として面白くない、手元にずっと置いておきたいように思えない本も多い。(エッセンスだけつまみ喰いすれば良いかな・・・という感覚の本)
そんな中で、こちらの本は、後からでも繰り返し読みたくなるような雰囲気をすでに醸し出している!
で、この本を読んでいて、印象に残ったのが「自分のことを語る時は、自分自身について語るのではなく、自分の好きなものを語れ」というところ。
自分の好きなものを語ることで、その人自身が他人により深く伝わるそう。
確かに、これはキャリアコンサルタントの時に自分が内省する時にもやったことのあるワーク。
好きなものと、なぜそれが好きなのか?どんなきっかけで好きになったのか?それを言語化することは、その人の価値観や大事にしている人生観を知ることができる一助になるのです。

これを読んで、初回のnoteでいきなり自分のこと語りまくってる・・・と思った私は、自分を語るのではなく自分の好きなものを語るnoteを書こうと思ったわけです。
確かに、人って誰かと共通点が見つかるといきなり親近感が沸いたり、会話の糸口になりますよね。
このオンラインでつながっている時代、「誰やねん、あなた」に対して、「あ〜、こんな人なのね」を想像する助けになればと思います。

とはいえ、実は「趣味」って少なくて・・・これをやっていると時間を忘れることがあまりないのが小さな悩み。
自分の没頭できる趣味を持っている人のこと羨ましいな〜と思ったりする。
そんな趣味が少なめの私の好きなこと、もの、時間を徒然なるままに書いていきます。


好きなこと

・沖縄やハワイなど、海がきれいなところで泳いでいる時、ぼーっ眺めている時
・キャンプや登山など、空気が美味しいところで木々を眺めている時
自然の中にいる時や、そこで家族と一緒に時間を過ごしている時は、普段の忙しさから少し離れてほっとする時間です。
家族が思い思いのことをしながら(親は安全に目を配りながら・・・)同じ時間を過ごしている時は、幸せだな〜と思います。
私が大切にしたい人間関係は、お互いが自律しながらも、気軽に相談したり冗談を言い合ったりしながら共に大切な時間を過ごせる。そして健康で、リラックスできて、笑顔でいられる。そんな関係であり、環境。これを生活の中で特に感じられる時。普段の日常生活でも感じたいが、普段はなかなか感じる余裕がないのが正直なところ。。。
子供たちが大きくなっても、できれば家族でアウトドアを一緒に楽しみたい!

・ピラティスをしている時
週に一度のマシンピラティスをここ3年ほど続けている。普段、座っている時間が長いから、首や肩などが凝ったり、姿勢が悪くなりがち。ピラティスをすることで、首や背中の骨を意識して動かすので、終わった後にはすーっと背筋が伸びて、固まっていた身体がスムーズに動いているのを感じる。
やはり、運動は手軽にできる一番の気分転換です。ピラティスは筋肉を鍛えて、いつまでも自分の足で元気に歩き続けるためにも継続したい!

好きな映画

・『グレイテスト・ショーマン』(2017)
ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画。
ミュージカルなので、とにかく歌がたくさん出てくるのですが、どれも名曲揃い。
特に、超有名な”This is me”は社会的マイノリティの人たちが世間の目を気にしながら生きていたところから、自分のアイデンティティを大切にしてこれが自分だから、私らしく生きるということを力強く歌っている。
自分に自信を失っている時、自分の人生これでいいのだろうか・・・と迷っている時に聞くと、心から元気をもらう曲。
この曲のメインボーカルの女性が実際にオーディションをしている映像がyoutubeで見れますが、その映像も鳥肌もの。
メインボーカルの女性自身が魂こめて歌っているのが伝わり、歌が持つパワーを感じます

・『ショーシャンクの空に』(1994)
名作 of 名作すぎて、まだ観たことがない人は時間に余裕がある時にぜひ一度観てほしい!!
あまり映画を観ない夫が絶賛して、繰り返し観ているという言葉に惹かれて観たのですが、もう感動しすぎて温かい涙がこぼれる映画。どんな状況でも希望を捨ててないことの素晴らしさを教えてくれる映画。

・『マイ・インターン』(2015)
アン・ハサウェイ主演の起業家社長がインターンとして迎えた定年の男性から見守られながら成長していく話。
今のデジタル化が進む社会で、男性が大切にしているモノやコトを教えてもらっている気がする映画。
そして、なんでもうまく行っているようにキラキラ輝いているように見える人でも、見えないところで苦労をしたりもがいたりしているんだな、ということがわかり、同じ女性として勇気をもらえる。シンプルにまた明日から頑張ろうと前を向く力をもらえる。重すぎないから、気軽な気持ちでさくっと観るにも向いているところも好き。

好きな本

・『プロフェッショナルの条件〜いかに成果をあげ、成長するか』(ドラッカー,2000)
現代人が現代社会で働くことの意味や、自らをどのようにマネジメントし自己実現をしていけば良いか、が語られている本。
ひとつひとつの言葉が沁みるというか、示唆深い。手元に置いて、繰り返し読みたくなる本で、仕事や人生で迷った時に立ち戻る道標のような存在になっています。
今また読み返して印象に残っているのがP 84〜「組織に対して、どのような貢献ができるか」を自問することは自らの仕事の可能性を追求すること。なすべき貢献には3つの種類がある。
・直接の成果
・価値への取り組み
・人材の育成
自分が常にチームや目標に対して、貢献できているのか?を考えプロフェッショナルとして追求することを思い出させてくれます。

・『働くひとの心理学』(岡田昌毅,2013年)
キャリアコンサルタントの資格試験のために読んだ全ての本の中で、最もお気に入りで資格取得後も折に触れて読んでいます。
わかりやすくキャリア理論がまとまっているのですが、一つ一つの理論を点ではなく線としてつながるよう体系化して理解することを手助けしてくれます。
そして、働く人なら一度は考えたことがあるであろう「働くとは何か?」「なぜ働くのか?」という普遍的な問いに対して、各種の論文をわかりやすく、簡潔にまとめてくれている。
私なりに働くことの意味になっていた「成長」というキーワードについても触れられていて、この本を読むことで私なりに働く意味は「自身の成長と社会への貢献」とシンプルな言葉に腹落ちして、言語化することができた。

・『働き方の哲学』(村山昇,2018年)
尊敬する上司の推奨で読んだのがきっかけ。
図解を入れながら、キャリアや働くことについて、さまざまな角度から紐解いて解説してくれている。著者なりの一定の解説はしてくれているものの、読者に考えを委ねたり考えさせるワーク内容が随所に盛り込まれており、ページを開く時によって少しずつ考えが変化しているのを感じるのも面白い。随所に織り込まれているコラムも面白く、Amazonプライムリーディングでも読めるのでプライム会員はぜひ!(2024年6月時点)

2024年時点の好きなもの、として書き記しておき、また年が変わった時にでも書いてみようかな〜と思います。
好きなものって変わるものと変わらないものがありますよね。
そんな中で自分の変化や成長も、自分なりにも感じてみたい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ご参考:紹介した本/映画のリンク


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