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瓶詰めという小宇宙

お店のジビエ料理と別に瓶詰めを作って売り出している。

お店で評判の良かったピクルスやマスタードを持ち帰ってもらえる事を考えた時に作り出したんやけど、ピクルスって美しいものがないなぁ、と思ったのが彩り豊かなピクルスを作り始めたキッカケ。

せっかくなら手にとって楽しい、並べて美しい、食べて美味しいものを作ろう!というのが出発点で、その先にジャム、シロップなどなどが出来て来た。

ピクルスについては、せっかくなら京野菜をピクルスにしよう!と思った。京野菜って皆興味があるけど調理法がわからないとか、食べてみたいけど新鮮野菜やからお土産にできない、なんかもあると思うから、ピクルスにして持って帰ってもらったらいいと思うねん。てなった。

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ジャムはとにかく美味しさを追い求めて、そして食べ飽きないジャムを考えて作ってるので、ペクチンを入れてない!煮詰めて作ってるからめちゃくちゃ贅沢な作りのジャムやけど、それでこそレストランが作るべきジャムやと思うし、また、ハーブやスパイスをブレンドしたジャムはその味を知っていて、確かめないと作れないジャムやから手作りでこそのジャムやと思う。

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マスタードはビストロならではの粒のみのマスタード!家でプロの味が楽しめるという素晴らしいものやと思ってる。

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などなど、せっかくなんで妥協のない瓶詰めを作り続けてるつもりです。

瓶詰めは菌のこともあって自家製の許可のあるキッチンで作れるものに限界があるけれども、その中でもこだわりのある新しいものを作り続けていきたいもんです。

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