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「新しい時代」について考えたこと 2 人(ひと)新世とは

人新世(アンセロポセーン)とは、

18世紀半ばから19世紀にかけてイギリスを発祥とする「産業革命」以降、約250年間の歴史によって生み出された「新しい時代」のことです。

人(ひと)新世とは何か」(著 クリストフ・ホマイユ、ジャン・クティスト・フレリス)という本を読みながら、他に情報も調べながら、

この「新しい時代」の本質は何か、我々(人類、個人)は、どう対処していったらよいのか?を、個人的に考えてみることにしました。

過去のまとめは、次の通りです。

ーーー

「人(ひと)新世とは何か」という書物を、やっと4割方読み終えました。

<現時点で私が言えること>

1. 産業革命以降、自然破壊や環境汚染が進み、また、石炭や石油などの化石燃料をエネルーギー源としてきたため、大気中の二酸化炭素が大量になり、「温暖化」現象が発生し、気候変動など様々なリスクや大災害が頻発するようになった。

2. これは、現状に生産活動、消費行動が変わらない限り、ますます悪化の一途をたどることになる。

3. 人類が「地質学」的に、地球や地球上のあらゆる動植物、人類に、影響を及ぼすようになった時代、それも放っておけば、地球環境はさらに劣悪化し、人類が崩壊しかねないという、かなり危険と隣り合わせの時代、ということになる。

ということです。


<どうしたら良いか>

1. 考え方

(1)想いが現実化する

しかし、東洋哲学、ヨガの教え、天風哲学などは、「想いが現実となる」と説いています。

私自身、自己啓発の目的から、ずっと勉強してきたことで、私の理解ですが、異論等あってもご容赦ください。


家を建てるのでも、まずどんな家にしたいかを考えます(想い)。

大工さんが具体的に、その思いに従って実際に家を建てます。


人間生活においては、

どうしようかと想う ー> 実行・実践する ー> 現実のものとなる

の繰り返しが、未来を作ってゆくと考えられます。


(2)「人新世」に適用すると

過去からの、先覚者、哲学者、科学者などにより、現在は「人新世」という「新しい時代」に入ったことが、提唱され、個人的には確かな事と認識しています。

上記の「想いが現実となる」の考え方に従えば、

いままでは地球環境的には「悪い方向に現実化」したのですから、

今度は「良い方向に現実化」すれば良いということになります。


「どうしようかと想う」のは、「先覚者、哲学者、科学者など」の役目、

実行・実践する」するのは、国や企業、組織体などの、リーダーおよび組織員(大衆)であり、(先覚者、哲学者、科学者なども含める)、

・「現実のもの」となった状態が、地球や人類、個々人にとって、良好なものになる必要があるということです。


これは、私が勝手に言っているのではなく、

「人(ひと)新世とは何か」(著 クリストフ・ホマイユ、ジャン・クティスト・フレリス)という書物の内容を要約(意訳)しているの過ぎませんが、あまり間違ったこととは思いません。


<感想>

そして、考え方としては、今まで多くの頁を使ってきた、「予防医学」と同じと思いました。

すなわち、例えば「生活習慣病」を治すのは、悪い習慣を改めて良い習慣にすれば、自然治癒量により病気は快癒し再発しなくなる、という考え方、アプローチと同じと思いました。

この困難な時代も、「良い方向に現実化」すれば、時間はかかるかもしれないですが、明るい・輝かしい未来が訪れる、と思う所です。


今回は、これで終了します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


ーー音楽ーー

エルガー作曲 「朝のあいさつ」(ピアノ演奏)






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